関連記事
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】アスカネットは急伸後の値固め進む、25日線で下げ止まる、1万円も視野に
写真関連のアスカネット <2438> (東マ)の株価は急騰後の反動調整が一巡し、目先の過熱感が薄れて動意の構えだ。新規事業・サービス展開に対する期待感が支援材料であり、1万円大台も視野に入りそうだ。
葬儀社向け遺影写真加工関連のメモリアルデザインサービス事業、オリジナル写真集関連のパーソナルパブリッシングサービス事業を主力としている。遺影写真は葬儀関連、写真集はウエディング関連が主力市場であり、景気変動の影響を受けにくく安定収益源となっていることが特徴だ。
新規事業領域の育成も強化しており、エアリアルイメージング事業では空中結像技術を用いた新ディスプレーの開発・量産化を推進している。空中結像を可能にする特殊プレート(AIプレート)の低価格での増産が可能になり、試作品の販売を開始した。さらなる低価格化と大量生産を可能にする本格量産技術の確立に取り組むとしている。
今期(14年4月期)の業績(非連結)見通しは、売上高が前期比7.7%増の48億83百万円、営業利益が同4.5%増の6億86百万円、経常利益が同3.9%増の6億90百万円、純利益が同4.0%増の4億23百万円としている。メモリアルデザインサービス事業では前期低調だった葬儀施行件数が通常ペースに戻り、パーソナルパブリッシングサービス事業も順調に推移する。
第1四半期(5月~7月)は増収増益となり、通期見通しに対する進捗率は売上高が22.9%、営業利益が23.5%、経常利益が23.5%、純利益が23.4%である。クリスマス・年末年始や卒業・入学イベントなどで下期の売上構成比が高い季節要因を考慮すれば、第1四半期の進捗率は高水準だ。びわこオペレーションセンター開設費用や、新サービス研究の先行費用などで小幅増益の会社見通しとしているが、保守的な印象が強く増額の可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、7月下旬800円台から8月16日5260円まで急騰した後、一旦は9月11日2286円まで反落したが、再び動意付いて10月1日7890円まで急騰した。下げ幅の「倍返し」の形だ。足元は反動局面となって10月7日4500円まで調整したが、10月9日には前日比610円(12.47%)高の5500円まで急反発している。目先の過熱感が薄れて動意の構えだ。
10月9日の終値5400円を指標面で見ると、今期予想PER(会社予想のEPS101円04銭で算出)は53倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間30円で算出)は0.6%近辺、そして実績PBR(前期実績のBPS803円45銭で算出)は7倍近辺である。
乱高下の展開だが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインの形となり、日足チャートで見ると25日移動平均線が接近して目先の過熱感が薄れた。再動意の構えだろう。下げ幅の「倍返し」を想定すれば1万円大台が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ティー・ワイ・オーは2部市場上場へ、今期配当予想を増額(2013/10/07)
・驚きの「脱原発」発言に省エネ関連のIPOが加わって再生エネルギー株に材料株人気=浅妻昭治(2013/10/07)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
