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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】松田産業はモミ合い上放れる、2ケタ増益で3月高値更新へ
貴金属リサイクル事業の松田産業 <7456> の株価は水準を切り上げて5月の戻り高値に接近している。出直り本格化の流れだ。今期(14年3月期)好業績見通しに加えて自己株式取得も支援材料だろう。
貴金属リサイクル事業を主力として、農林水産品を扱う食品関連事業も展開している。東アジアを中心に海外拠点網の拡充を推進しており、貴金属関連事業は中国、台湾、フィリピン、ベトナム、タイ、マレーシア、シンガポール、食品関連事業は中国、タイに展開している。
今期の連結業績見通しは売上高が前期比4.6%増の1750億円、営業利益が同11.3%増の62億円、経常利益が同6.8%増の65億円、純利益が同3.3%増の41億40百万円としている。貴金属関連事業では半導体・電子部品業界の生産回復、食品関連事業では市況改善が寄与する。
食品関連事業の市況改善もポイントになりそうだが、第1四半期(4月~6月)は貴金属関連事業が大幅営業増益となり、期後半に向けて半導体・電子部品関連の生産が回復傾向を強めることを考慮すれば、貴金属関連事業が牽引して好業績が期待される。
なお9月13日に発表した自己株式取得(取得株式総数の上限8万株、取得価額総額の上限1億円、取得期間9月17日~11月8日)については、9月30日時点での取得株式数総数は0株である。
株価の動きを見ると、1250円~1350円のモミ合いから上放れて水準を切り上げている。9月25日と9月27日には1432円まで上伸した。その後は全般地合い悪化も影響して上げ一服となったが、足元で反発の動きを強めている。出直り本格化の流れに変化はないだろう。
10月9日の終値1420円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS153円26銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間24円で算出)は1.7%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1643円09銭で算出)は0.9倍近辺である。
週足チャートで見ると、26週移動平均線を突破して強基調への転換を確認した形である。また日足チャートで見ると、25日移動平均線が接近して目先の過熱感が解消された。動意のタイミングだろう。指標面には割安感があり、出直り本格化の流れだ。5月の高値1489円、さらに3月の高値1585円が視野に入る。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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