【編集長の視点】C&Gシステムズは2Q高利益進捗率業績に3Dプリンター人気が加わり急反発

2013年10月9日 10:58

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  C&Gシステムズ <6633> (JQS)は、73円高の1092円と3日ぶりに急反発している。10月15日に召集される臨時国会に産業競争力強化法案が提出され、3Dプリンターなどの先端設備の機器をリースする企業を援助する制度が盛り込まれ、安倍政権の成長戦略を加速させることから、同社株に関連人気が再燃しており、8月に発表した今12月期第2四半期(2Q)累計業績が、12月通期業績に対して高利益進捗率を示したことも見直されサポートしている。

  同社は、金型用CAD/CAMシステムでは国内シェア18%と第2位に位置し、3Dプリンタについては、旧子会社が、2006年頃から販売を手掛け、2012年から海外製品を中心に販売を再開している。同社によれば、3Dプリンタにおける同社にとっての優位性は、同社の培った切削加工技術と組み合わせた顧客提案が可能となること、また、CAD/CAM開発技術を活かした3Dプリンタ向けソリューション開発が可能となること、としており、現在は様々な方向性を検討している段階であるという。

  一方、今期2Q累計業績は、前年同期比0.5%増収、6%営業増益、13%経常増益、12%純益減益と増減マチマチで着地したが、12月通期業績に対する利益進捗率は、90~102%と目安の50%を大きく上回ったばかりでなく、半期実績でほぼ年間業績を達成した。CAD/CAMシステムで最新バージョンを投入し、国内、タイなどで大型案件を獲得したことなどが寄与した。12月通期業績は期初予想を据え置き、純利益は、1億3200万円(前期比5%減)と見込んでいる。

  株価は、アーク <7873> と親子関係を解消し、同社保有株を売却するための株式処分信託を設定したことで855円まで調整、3Dプリンター人気で1450円まで急伸、再度の調整安値からストップ高で1318円まで上値を伸ばし1000円台を固めている。全般相場が調整色を濃くするなか、急騰習性を発揮する逆行高展開が見込まれる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【話題】日経平均の週足が『三角保合い』で煮詰まる(2013/10/05)
【株式評論家の視点】日機装はエネルギー関連、人口透析の好調が収益アップの原動力に(2013/10/04)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事