【株式評論家の視点】ダイエーは下期急回復、イオン傘下で新たな成長を目指す

2013年10月9日 10:54

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ダイエー <8263> が下値を切り下げる、軟調な展開を強いられているが、押し目買いの値ごろに到達したニュアンスが強くなってきた。10月3日に発表された今2014年2月期の8月中間決算は売上げが4092億円と前年同期比2%減、営業損失は41億円と、前年同期の15億円を大きく上回る低調な決算となり、それを契機に改めて売り直される足取りとなっている。

  2月期通期では売上げ8180億円と前期比2%減ながら、営業利益は10億円と前期の26億円の損失から回復する見通しにある。下期の営業利益は51億円の黒字(前年同期は11億円の赤字)ということで、ここらあたりの急回復のトレンドがそれなりの評価機運を促す方向が予想される。

  イオン <8267> の公開買い付けが終了、イオンの子会社の位置づけになったが、イオングループが中期的な方向性として掲げている「大都市シフト」、「シニアシフト」等の方針に連動し、同社は、都心部の店舗立地の優位性等の強みを最大限に活かすべく、経営課題に対応した各施策の具現化のスピードを上げていく。

  イオンのブランド「トップバリュ」については、生活の必需品を納得品質、低価格の「トップバリュベストプライス」や素材、産地、製法、機能にこだわった高品質を実現した「トップバリュ セレクト」、安心安全を提供する「トップバリュ グリーンアイ」等、幅広い品揃えを実現し売上げの拡大を図る。足元で回復への道筋が見える中、イオンと経営資源やノウハウの共有化を図り、新たな成長に向かおうとしている実態に再考の余地は大きそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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