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コニシ<4956>「ボンド」を擁する合成接着剤の国内最大手=フィスコ中村 孝也
*10:52JST コニシ<4956>「ボンド」を擁する合成接着剤の国内最大手=フィスコ中村 孝也
コニシ<4956>は合成接着剤で国内最大手。「ボンド」は同社のブランド名。家庭用接着剤から住宅建材用、工業用、土木建築用に至るまで幅広い市場に展開しており、約2,500品種を揃えている。化成品商事事業は自動車業界向けが主力。海外市場の開拓に注力中。
2013年3月期の連結業績は、売上高が前期比4.5%増、経常利益が同13.6%増となり2期ぶりに最高益を更新した。同社のコア事業である住宅、土木建築業界向けが伸長したこと、自動車向けもエコカー補助金制度やユーザーの米国向け販売が好調なことなど、主力のボンド事業を中心に全てのセグメントで増収増益となった。
2014年3月期は、売上高で前期比6.3%増、経常利益で同11.5%増と2期連続での最高益更新を目指す。復興需要や耐震補強工事など主力市場である住宅、土木建築業界向けの需要拡大が見込まれること、新規に開発した建材用接着剤や外壁タイル施工用接着剤、土木用の表面保護工法など2013年3月期に投入した新製品の売上拡大が見込まれることなどが主因だ。
同社は中期計画で最終年度となる2015年3月期に経常利益6,500百万円を目標に掲げている。既存市場におけるシェア拡大に加えて、橋梁やトンネル、上下水道など社会インフラの補修・補強事業の強化も同時に進めていく。安倍政権下では公共投資の拡大方針も示されており、震災復興需要と合わせて同社にとっては追い風となろう。国内市場ではトップシェアとは言え、その水準はまだ12~13%程度。同社の高い製品開発力を武器にしたシェアの拡大余地は大きく、現在4%の売上比率に留まっているアジア市場の開拓も含めて、中長期的な業績拡大余地は大きいとみている。
株価は過去10年間で見ても高値圏にあり、好業績は徐々に認知されつつあるが、PBRは1倍割れである。《TN》
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