【狙い場・買い場】トッパンフォは消費税増税関連で敢えて高値水準で順張りに一考余地

2013年10月3日 13:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  トッパン・フォ-ムズ <7862> は、9月24日に年初来高値997円をつけ高値調整中だが、敢えてこの高値での順張りを一考したい。10月1日に安倍晋三首相が、来年4月からの消費税増税を発表、同社主力製品のビジネスフォーム(BF)やICタグなどに特需発生が期待される関連株の一角に位置するためだ。今3月期業績も、小幅ながら続伸を予想、高値水準にいながらも低PERで、PBR評価でも割り負けており、当面の上値フシとして2009年10月高値1243円が意識されよう。

  消費税増税は、来年4月の実施に向けて価格転嫁、税務会計処理、商品への値付け方法などの模索が続き、産業界全般で現行方式の変更は不可避であり、同社のBFにも関連需要が発生するとみられる。同社は、このBFの印刷と、企業から預かった個人データをBFに印刷して通知物にするデータ・プリント・サービス(DPS)を中心にしたアウトソーシングサービスを展開しており、消費税増税では、企業をトータルでサポートすることになり、来年4月までの同社の関連需要動向が注目される。

  今期業績は、前期業績が今年1月に上方修正されたあと、小幅ながら続伸を予想している。金融機関向けプリント業務の一括アウトソーシングやオフィス用品、販売促進用ノベルティーなどの商品事業の拡大、アジア中心の海外事業展開の強化などが寄与するもので、純利益は、72億円(前期比1%増)と予想している。

  株価は、800円台固めから今期第1四半期業績が第2四半期累計業績対比で高利益進捗率を示し、今年3月、5月と相次いで実施した積極的なM&Aも見直されたことで年初来高値まで2割高して高値もみ合いを続けている。PER14倍、PBR0.7倍の割安修正で上値を伸ばそう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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