注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、トヨタ、JAL、GSユアサなど

2013年10月2日 11:36

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記事提供元:フィスコ


*11:37JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):ソフトバンク、トヨタ、JAL、GSユアサなど

ソフトバンク<9984>:7200円(前日比+240円)
連日で年初来高値を更新。NTTドコモ<9437>のiPhone参入でもシェアに大きな変動はないとの孫社長のコメントが昨日は材料視されたが、本日は、再度アリババの保有価値に関心が向かう状況のようだ。シティではアリババの価値を見直して米ヤフーの目標株価を大幅に引き上げ、ヤフー株は前日の米国市場で大幅に上昇しており、刺激材料につながっているとの見方へ。また、時価総額が三菱UFJ<8306>に急接近していることも話題になっている。

トヨタ<7203>:6260円(同-10円)
もみ合い。本日の早朝に米国の9月の自動車販売が発表されている。業界全体では前年同月比4.2%減となり、2年4ヶ月ぶりの前年割れとなっている。レーバーデーの影響に加えて、足元では警戒感も高まっていたため、インパクトは限定的にとどまってはいるようだ。同社に関しても同4.3%減、市場コンセンサスは2.5%減程度であった。

ダイハツ<7262>:1855円(同-53円)
売り先行。シティではプレビューレポートをリリースしている。第2四半期営業利益は前年同期比44%減益の200億円と予想、会社計画は上回る水準だが、350億円程度の市場コンセンサスは下回る格好に。急激なルピア安が懸念要因、インドネシアの需要に対する不透明感も強まっていると指摘している。

JAL<9201>:5810円(同-170円)
売り優勢。羽田国際線の発着枠の割り当て見通し報道が嫌気される展開に。国内航空会社向け1日16便の割り当てのうち、11便をANA<9202>、5便が同社になるもよう。ANAへの傾斜が想定よりも大きいといった見方が優勢のようだ。1便当たりでは20億円程度の営業利益インパクトと試算されているもよう。

GSユアサ<6674>:609円(同+21円)
大幅続伸。SMBC日興が投資判断を新規に「1」、目標株価を750円としている。鉛蓄電池は国内環境対応車の増加が、リチウムイオン電池は欧州のCO2排出規制が需要拡大の追い風となり、業績は拡大傾向と判断しているようだ。今期の7割営業増益に加えて、来期も6割超の増益を予想している。

住友鉱<5713>:1376円(同-42円)
売り先行。金市況の下落が弱材料視されている。前日のNY金先物市場は3%超の下落、米政府機関の閉鎖は短期で収束するとの見方から米国株が上昇、金への資金逃避の動きなどが後退する格好のようだ。また、銅やニッケルなど他の非鉄市況も下落、非鉄セクターは総じてさえない動きに。

アキレス<5142>:174円(同+16円)
急伸。前日の後場中頃からの好地合いを引き継ぐ形となっている。特に材料は見当たらないが、オリンピック関連の出遅れ株としてクローズアップされているとの見方。スポーツ熱の高まりに伴う「瞬足」の需要拡大期待などがはやされているようだ。株価水準の値頃感の強さなども妙味に。

田中化研<4080>:493円(同+55円)
大幅続伸となり連日で賑わう。NEC<6701>や積水化<4204>、独立行政法人産業技術総合研究所と共同で、新規鉄マンガン系正極を使った次世代リチウムイオン電池を開発したと発表したことが材料視されている。今回のリチウムイオン電池技術は、リチウムイオン電池の低コスト化、環境対応自動車のさらなる航続距離延伸などに貢献するものと。

ミクシィ<2121>:1195円(同-53円)
大幅安。今期の営業損益見通しを10-20億円の黒字から16億円の赤字へと大幅に下方修正したことが嫌気されている。フェイスブックなどとの競合激化やスマホへの対応の遅れなどにより、交流ゲーム事業が低調であることが背景。コンセンサスの今期営業損益は10億円程度の黒字と従来予想の下限水準が見込まれており、想定以上の収益の落ち込みがネガティブサプライズに。また、野村では投資判断を「ニュートラル」から「リデュース」へ、目標株価を1500円から900円へとそれぞれ引き下げへ。

コロプラ<3668>:2467円(同+202円)
買い先行。スマホ専用クイズ&カードバトルRPG「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」が9月29日に累計800万ダウンロードを突破したと発表したことが好材料視されている。8月から開始したテレビCM放映をきっかけに、ダウンロード数の拡大が続いているようだ。なお、700万ダウンロードの突破は9月20日、600万ダウンロードは9月10日となっていた。《KO》

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