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【編集長の視点】双信電機は株価体温が上昇、業績上ぶれ観測が強まる
<銘柄ウオッチ>
双信電機 <6938> は、6月、8月とつけた320円台の安値を下限、7月につけた365円を上限とする小幅ゾーンを3カ月にわたり往来しているが、9月26日の配当権利落ちでダメ押しを入れ、ゾーン抜けに株価体温が上昇してきた。世界的な自動車生産の好転で今3月期業績の上ぶれ観測が高まっているためで、下げ過ぎ訂正から年初来高値398円にキャッチアップし、さらに2011年8月以来の400円台での活躍も十分に想定範囲内となってこよう。
同社の今期業績は、売り上げ107億円(前期比2%増)、経常利益2億8000万円(同2.0倍)、純利益1億6000万円(同2.1倍)とV字回復が予想されている。産業機器市場部門では、ノイズフィルタが、半導体製造装置市場の需要が回復に転じてきたことや、太陽光発電用を中心とした環境・新エネルギー市場向けのパワーコンディショナー用に好調に推移し、自動車用厚膜印刷基板も、自動車販売台数の増加で堅調に推移し、中国の鉄道用LEフィルターも好転、パソコン市場の縮小で厚膜印刷基板の需要が依然と厳しく推移することを補うと見込んでいた。
この業績V字回復は、今期第1四半期(1Q)業績が、前年同期比2%増と増収転換し、経常利益が400万円の赤字(前年同期は3400万円の赤字)、純利益が2400万円の赤字(同5400万円の赤字)と赤字幅を改善させたことでより期待が高まり、業績上ぶれも観測されてきた。東洋経済会社四季報秋号では、同社の期初予想数値は慎重として、経常利益3億8000万円、純利益2億1000万円とさらなるV字回復幅の拡大を見込んでいる。10月中旬に発表されるとみられる今期第2四半期累計決算の動向が要注目となる。
株価は、50円幅のゾーン内往来から2Qの中間配当の配当権利を落として300円台央から上値シフトしてきた。PBR評価では0.4倍と下げ過ぎを示唆しており、ゾーン抜けへ勢いを増そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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