【株式評論家の視点】ハイパーは実態再評価の動き急、アスクル人気もプラス

2013年9月27日 09:51

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  ハイパー <3054> (JQS)がストップ高と本格的な上昇相場に転じてきた。高配当銘柄とあって、9月決算末をにらみ配当取りの買いが流入、強調相場を続けていたが、配当落ちの26日も急騰を演じるなど、相場は単なる利回り買いを離れた実態評価の領域に踏み込んできたニュアンスが強い。同社が業務を取り扱っているアスクル <2678> がここへきて上昇ピッチを速めていることも追い風に作用している。

  今2013年12月期の業績については、第1四半期決算発表時に売上げが96億円から98億9800万円(前年同期87億5600万円)へ増額されたものの、営業利益は1億4800万円から(1億1100万円)へ減額された。

  これは、情報機器販売事業ではパソコンの販売台数が伸長したが、5月から事業を開始した沖縄でのアスクル事業展開を目的とした子会社で、新規顧客開拓のための販促活動費やカタログ発送費により販売費及び一般管理費が増加したことによるもの。そうした一時的要因の解消により、通期では、売上げ185億円(前期比11.6%増)、営業利益(同26.6%増)の増収増益が見込まれている。

  法人向けにコンピュータ本体やソフトウェア、周辺機器などを販売する情報機器販売事業では、ウインドウズXPのサポートが来年4月で終了するため、その買い替え需要が今後加速することが予想される。さらに、アスクルが取り扱う事務用品の代理店業務であるアスクルエージェント事業は、事務用品や生活雑貨、家具までオフィスで必要な製品を幅広く取り揃え、注文翌日までに商品を届けるサービスを提供している。これが情報機器販売事業と連携することで、全社的な収益底上げが実現するものと思われる。収益向上は来期以降も引き継がれることが予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【狙い場・買い場】アイ・ケイ・ケイは東京五輪関連人気で連続最高純益を見直し超割安修正余地(2013/09/25)
【狙い場・買い場】大幸薬品は「麦藁帽子は夏に買え」の投資セオリーで値幅期待(2013/09/24)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事