注目銘柄ダイジェスト(前場):東京エレク、大成建設、ミネベアなど

2013年9月25日 11:33

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記事提供元:フィスコ


*11:33JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):東京エレク、大成建設、ミネベアなど

東京エレク<8035>:5510円(前日比+660円)
一時ストップ高。半導体製造装置業界でシェアトップの米アプライドとの経営統合を発表、ポジティブなサプライズが強まる展開になっている。三角合併方式で統合、統合比率は1:3.25となる。アプライドマテリアルは前日に米国市場で急騰しており、理論株価は5600円前後の水準となる。とりわけ、顧客との価格交渉力の強化につながる点などが評価対象とされているもよう。経営統合の成否などに不透明感は残るものの、ひとまずは、同業他社も含めて、業界再編の流れを好感する動きが先行へ。

東エレデバ<2760>:187300円(同+35900円)
一時ストップ高。東京エレク<8035>と米アプライドの経営統合発表を受けて、東京エレク系の半導体商社である同社にも再編期待などが波及する状況となっているもよう。東京エレクの大株主であるTBSHD<9401>、東京エレクへの依存度が高い内外テック<3374>など、関連銘柄で高いものが目立つ。

大成建設<1801>:473円(同-12円)
売り先行。ドイツ証券では大手ゼネコン各社の投資判断を一斉に格下げしている。消費税率引き上げに伴う民間設備投資の減速を懸念しているようだ。同社に関しては、「ホールド」から「セル」に格下げ、目標株価は410円を継続へ。得意とする民間からの受注は盛り上がることなく、下期にかけて失速する可能性が高いとの判断。

ミネベア<6479>:491円(同+6円)
年初来高値を更新。上半期営業利益は前年同期比6割増の120億円程度になる見通しと報じられている。第1四半期決算発表時に68億円から100億円にまで引き上げているが、さらに上振れる格好に。とりわけ、自動車用の需要拡大が背景になっているもよう。市場コンセンサスも会社計画線上とみられ、ストレートに業績モメンタムの改善傾向を評価する流れに。

エンプラス<6961>:7080円(同-810円)
急落。特に目立った材料は観測されていないが、前日には一部でスモールミーティングが開催されているもよう。過度な業績期待の後退につながっているとの見方があるようだ。第1四半期決算時には業績予想を大幅上方修正、通期営業利益は60億円から130億円にまで増額修正していた。以前からサムスン向けの失速懸念など強まりつつはあったもよう。

日本高周波鋼業<5476>:120円(同+13円)
急伸。特に目立った材料は観測されていないが、足元では鉄鋼周辺の低位材料株が賑わっており、短期資金の循環物色が波及しているもようである。前日にかけてはTYK<5363>などを筆頭に、耐火物メーカーが一斉高の展開になっている。同社に関しては、これまで昨年高値も未更新であったなど、出遅れ感が強かった印象も。

PSS<7707>:207000円(同+12000円)
3日続伸。ロシュ社と開発する全自動エマルジョンPCR装置に関して、新たな開発契約を締結したと発表したことが材料視されている。今回の契約締結により、同社は次世代シーケンサー向け全自動前処理装置を自社製品として、2014年末までに開発、製品化する予定。自社ブランドの全自動エマルジョンPCR装置を開発することで、次世代シーケンサーの一層の利用推進に貢献することが期待されると。

アンジェス<4563>:74000円(同+5400円)
急伸で一時ストップ高まで。日本において、HGF遺伝子治療による血管新生作用を増強させることができる、新たな併用療法に関する医薬特許が成立したと発表したことが好感されている。同社では今回の特許以外にもHGF遺伝子治療に関わる各種医薬用途について追加特許を出願しており、臨床応用の拡大に向けて努力していくと。

ニューフレア<6256>:1265000円(同+33000円)
買い先行。東エレク<8035>と米アプライドマテリアルズの経営統合が材料視されている。日米大手半導体製造装置企業の統合となり、今後は一段と業界再編が進むとの思惑が、同社など半導体製造装置関連の刺激材料に。同社については、描画装置部門に強みを持つほか、足元の業績も好調であり、あらためて関心が高まる格好に。《KO》

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