注目銘柄ダイジェスト(前場):大成建設、ソフトバンク、ガンホーなど

2013年9月11日 11:36

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記事提供元:フィスコ


*11:36JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):大成建設、ソフトバンク、ガンホーなど

大成建設<1801>:512円(前日比-12円)
売り先行。東京五輪招致を受けて今後の建設需要拡大期待が高まり、週初から大賑わいの展開になっているが、短期的な過熱警戒感の強まりから、本日は利食い売りが優勢となってきている。昨日まで2営業日での上昇率は29%に達しており、2006年4月以来の水準にまで株価は上昇している。他の大手ゼネコン株も全般売りが優勢に。

ソフトバンク<9984>:6590円(同+110円)
しっかり。NTTドコモ<9437>のiPhone発売が正式に伝わっているが、方向性は十分に織り込まれており、改めて競争激化懸念などが強まる状況にはならず。バークレイズでは、投資判断「オーバーウェイト」でカバレッジを再開、目標株価は7500円と設定している。ドコモの業績は低調であるため値引き競争が激化するとは想定し難く、大きな影響を受けることは無いと指摘している。

川崎汽船<9107>:240円(同-11円)
大幅反落。CB500億円の発行を発表、8年ぶりのCB発行となる。調達資金はLNG船などの設備投資に充てる計画。バルチック指数が続伸するなど良好な事業環境は続いているものの、足元で株価の上昇ピッチが早まっていたこともあり、将来的な希薄化懸念などが先行する状況に。転換価額は314円、アップ率は25.1%と比較的高い水準。潜在株式数の比率は16.95%になる見込みと。

NTN<6472>:421円(同+19円)
大幅に3日続伸。クレディ・スイス(CS)では投資判断を「アンダーパフォーム」から「アウトパフォーム」に一気に2段階格上げ、目標株価も200円から500円にまで引き上げている。第2四半期決算での大幅増益が期待されるほか、復配や上方修正も期待できると評価しているようだ。上半期営業利益は会社計画の90億円を上回る140億円と予想している。

フジHD<4676>:218600円(同+10500円)
大幅続伸。カジノ関連として関心が向かっている。オリンピック関連として賑わった建設株の一角などが小休止、新たな物色テーマとして、カジノに関心を高める声は多いようだ。2020年五輪の東京開催が決定したことで、相乗効果を出すためにも、カジノ解禁のタイミングも早める必要があるとの見方に。同社はお台場カジノ実現の場合は、オペレーターになる可能性が高いとされている。

ツガミ<6101>:487円(同+16円)
続伸。前日には工作機械工業会が8月の工作機械受注を発表している。前年同月比では1.8%減、6月、7月の2ケタ減から落ち込みは縮小、9月のプラス転換なども視野に入る状況へ。個別では、同社の伸び率が28.1%と急伸、主要8社の中では最も高い伸び率になっている。7月に投入した新製品効果が表面化する状況と捉えられる。

DDS<3782>:80000円(同-3900円)
売り優勢。米アップルは新型iPhoneを発表したものの、出尽くし感から株価は下落となっており、新型iPhoneへの期待感を背景に物色が見られていた同社などには利益確定売りが膨らむ展開となっている。新型iPhoneには指紋を使った個人認証機能が搭載されたが、同社については指紋認証技術に強みを持つため、事前に思惑的な物色が強まっていた。

APC<3175>:2274円(同+63円)
しっかり。25日をもって、東証マザーズ市場から東証1部市場への指定変更が決定したことが材料視されている。東証1部市場への指定変更によるTOPIXへの組み入れに伴い、パッシブファンドからの資金流入が期待される状況に。なお、一部では、パッシブファンドのリバランスによって、7万6000株程度の買い需要が発生すると試算されている。

ユーグレナ<2931>:6650円(同+310円)
買い優勢。10月1日に、初の海外拠点である「バングラデシュ事務所」を開設すると発表したことが材料視されている。バングラデシュにおいて、栄養問題の解決を目指した微細藻類ユーグレナ入り食品の普及を行うための基点とすると。また、将来の市場性を想定し、バングラデシュ国内の企業やNGOとの連携構築を行うとしており、事業展開に期待感が高まっている。

ナノキャリア<4571>:205500円(同+34000円)
買い先行。今期の営業損益見通しを12.4億円の赤字から11.7億円の赤字へ、最終損益見通しを12.6億円の赤字から12.0億円の赤字へと上方修正したことが好感されている。シスプラチン誘導体ミセルについて、膵臓がんを対象に実施した第1、第2相臨床試験が終了し、第3相臨床試験が開始される見込みだが、第3相臨床試験で使用する治験薬の同社に対する供給売上が当初の予想を上回る見込みとなったと。

ガンホー<3765>:74700円(同+4500円)
4日ぶり反発。東京五輪の開催が決定以降は、五輪関連株への資金集中に伴い換金売りに押されていたが、本日は一転して五輪関連株が利益確定売りに押される中で、同社などには資金が回帰しているようだ。同社のほか、マザーズ市場では直近で軟調な動きとなっていたバイオ関連株が反発となるなど、資金循環の流れが鮮明となっている。《KO》

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