レクサス、「LS」「IS F」を一部改良 「IS F」に特別仕様車も設定

2013年9月5日 17:58

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LS600h(画像:トヨタ自動車)

LS600h(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]

  • IS F(画像:トヨタ自動車)
  • IS F 特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”(画像:トヨタ自動車)

 トヨタ自動車の高級車ブランド「LEXUS(レクサス)」は、LS460、LS460LならびにLS600h、LS600hLおよびIS Fを一部改良するとともに、IS Fに特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”を設定し、全国のレクサス店を通じて9月5日に発売した。

 LSの一部改良では、LEDクリアランスランプに昼間の被視認性を高めるデイライト機能を追加するとともに、新デザインのシャークフィンアンテナを採用したほか、外板色に新色ソニックチタニウムを設定している。

 IS Fの一部改良では、カーボン製リヤスポイラーを新採用するとともに、フロントフォグランプをLEDタイプに変更した。また、スポーツシート全席のヘッドレストに「F」ロゴを立体的に表現したエンボス加工を施したほか、ドアトリムやセンターコンソール表皮にアルカンターラを採用している。これに加え、ナビゲーションと連動し、高速道路上などに設置されたITS(高度道路交通システム)スポットと双方向通信することで、画像や音声で前方の障害物や合流支援などの情報を受けることができるITSスポット対応DSRC(狭域通信)ユニットを標準装備した。

 同時に、IS Fに設定した特別仕様車“Dynamic Sport Tuning”は、エンジンでは、ピストン、ポンプ類など摺動部品のフリクションを低減するとともに、クランクシャフトにコンロッドやピストンを組み付けている状態で一基ずつ回転させながらダイナミックバランスを取ることで、最高出力をベース車IS Fに比べて5kW(7PS)向上させたうえ、滑らかな回転フィールを実現している。

 さらに、ボディ開口部に新しい接着技術を採用することでボディ剛性を高めるとともに、専用カーボンフロントスポイラー/リヤディフューザーを特別装備することで空力性能を向上させ、優れた操縦安定性を実現している。

 このほか、ベース車IS Fに比べて7kg軽量化した専用チタンマフラーや、専用カラーブレーキキャリパー(オレンジ/LEXUSマーク入り)、専用カラーのオレンジをアクセントに配したエンジンヘッドカバー、ネームプレート入りの専用カーボン室内パネル(センターコンソール・ドアスイッチベース)を特別装備した。なお、外板色には専用色スターライトブラックガラスフレークを含む全7色を設定している。

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