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セコム、ビッグデータ解析を活用した次世代防災サービスを提供開始
セコムは4日、9月から「リアルタイム災害情報サービス」を提供すると発表した。また、24時間365日体制で同サービスを開始するために、災害情報を収集・分析して配信する「セコムあんしん情報センター」を今月設置する。
現在セコムは、グループ企業の能美防災、ニッタンと共に、火災感知・消火システムなどの防災システムをはじめ、災害時に社員や家族の安否確認ができる「セコム安否確認サービス」、緊急時にはバックアップセンターやBCPオフィスとして機能する「セキュアデータセンター」、BCPの策定を支援する「初動マニュアル作成支援サービス」などを提供している。
今回提供を開始する「リアルタイム災害情報サービス」において、セコムは、これまで培ってきた日本最大のセキュリティネットワークやセコムが持つ独自の情報、さらにツイッターやフェイスブックなどSNSや公的機関による情報を集約、それらの情報をセコム独自のシステムで解析し、確度の高い有効な情報を顧客に提供する。これにより、顧客は「安全な避難」や「事業継続の判断・指示」に専念することが可能となる。
また、同サービスを提供する専門部署「セコムあんしん情報センター」を今月「セキュアデータセンター」に設置する。同部署は災害情報を監視・配信するプロフェッショナル組織で、開設当初は140人体制で運用する。災害・リスク情報の積極的収集を行い、人の判断を要する情報については経験を活かして判断し、情報を配信する。
なお、リアルタイム災害情報サービスは法人契約からスタートし、順次、個人契約へ展開する予定。2015年度までに契約件数1万社・1,000万人を目指す。
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