京セラが株式分割を実施、日産自動車が自動運転を実用化すると発表、カカクコムが「価格.com」をリニューアル、ネクソンが新作PCオンラインゲームを欧米市場で配信開始=29日の注目銘柄

【8月29日、さくらフィナンシャルニュース=東京】 29日の注目銘柄です。京セラが株式分割を実施、日産自動車が自動運転を実用化すると発表、カカクコムが「価格.com」をリニューアル、ネクソンが新作PCオンラインゲームを欧米市場で配信開始。

　京セラ(東:6971)は28日、普通株式1株につき2株の割合をもって分割する株式分割を実施すると発表した。株式分割は、9月30日を基準日として、同日最終の株主名簿に記載または記録された株主の所有株式1株につき、2株の割合をもって分割する。株式分割は10月1日実施予定で、中間配当金は分割前の株式が対象となり、期末配当金は分割後の株式が対象となる。中間および期末配当は現時点では未定としている。

　日産自動車(東:7201)は、2020年までに同社の複数の車種において、自動運転を実用化することを発表した。また、同社は、マサチューセッツ工科大学(MIT)、スタンフォード大学、東京大学など世界トップレベルの大学と共同で、自動運転技術の研究を行っていることを明らかにした。同技術は、将来的には、自動運転技術がドライバーの労力を減らし、高齢者や障がい者の“自立"を支援するのにつながるとしている。

　カカクコム(東:2371)は28日、運営する購買支援サイト「価格.com」で、各カテゴリにおける製品情報ページをリニューアルし、メーカーが自社製品の特長を文章や画像で無料掲載できるようにしたと発表した。時点では、パソコン、携帯電話・スマートフォンなどの6カテゴリにおいて、デル(神奈川県川崎市)など合計15社が情報掲載を既に開始しており、順次参加メーカー数を拡大していく予定。

　オンラインゲーム配信事業を行うネクソン(東:3659)は28日、連結子会社であるネクソンアメリカが、新作PCオンラインゲーム「Extraction」を、北米、欧州、オーストラリア及びニュージーランドでサービス開始することを発表した。ネクソングループは、ポテンシャルの高い欧米事業の拡大を最重要課題と位置づけ、今後も欧米市場への施策を積極的に実施するという。【了】

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