ボルボ、デザインを一新した2014年モデルを販売開始 先進安全装備も進化

2013年8月27日 18:16

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S60(画像:ボルボ・カー・ジャパン)

S60(画像:ボルボ・カー・ジャパン)[写真拡大]

  • V60(画像:ボルボ・カー・ジャパン)
  • XC60(画像:ボルボ・カー・ジャパン)
  • V70(画像:ボルボ・カー・ジャパン)
  • XC70(画像:ボルボ・カー・ジャパン)
  • S80(画像:ボルボ・カー・ジャパン)
  • XC90(画像:ボルボ・カー・ジャパン)

 ボルボ・カー・ジャパンは27日、ボルボ60シリーズ(S60、V60、XC60)、V70、XC70およびS80の商品改良を実施し、さらにXC90の一部仕様を変更し、2014年モデルとして同日より販売開始すると発表した。

 今回、「ヒューマン・セーフティ(歩行者検知機能付追突回避・軽減フルオートブレーキ・システム)」に、新たにサイクリストを検知する「サイクリスト検知機能」が加わった。これは、赤外線レーザーと高解像度カメラおよびミリ波レーダーで構成されるセンサーシステムが車両の前方をモニターし、車両と同じ方向に走っているサイクリストが突然自車の進路内に入り、サイクリストとの衝突が避けられないと判断した場合に、光と音による警告と同時に自動でフルブレーキを作動させ、追突を回避または軽減する機能。同機能は先進の安全装備パッケージ「セーフティ・パッケージ」として、XC90を除くボルボ車全モデルに装着可能となっている。

 また、「セーフティ・パッケージ」および「アクティブベンディング・デュアルキセノンヘッドライト」を装着する60シリーズのヘッドライトには、新機構「フル・アクティブ・ハイビーム」を採用する。同システムは、カメラセンサーを利用し、対向車のヘッドライトや先行車のテールライトを検知し、ハイビームの状態で走っている際にヘッドライト内部のシェードを制御することで、その対向車と先行車に向けられる光の部分だけを遮光し、対向車や先行車のドライバーに眩しい思いをさせることなく、常にハイビームの状態で走行が可能な画期的なシステムとなっている。

 さらに、ボルボ60シリーズとV70、XC70、S80については、デビュー以来初となるエクステリアデザインの大幅刷新を行った。

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