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住友商事、マレーシアとベトナムでeコマース事業を展開
住友商事は27日、マレーシアでのeコマース展開を目的として、Sumisho Ecommerce Malaysia Sdn.Bhd(住商eコマースマレーシア、本社:マレーシア クアラルンプール市)を設立したと発表した。また、ベトナムでeコマース事業を展開しているTiki Corporation(ティキ、本社:ベトナム ホーチミン市)に資本参画したことも併せて発表した。
住友商事はeコマース事業を戦略的事業分野と位置付け、事業会社の株式会社爽快ドラッグを中核として事業展開に積極的に取り組んできた。住友商事は、中期経営計画においてアジアでのリテール事業戦略を全社育成分野としており、既に展開中の中国、インドネシアに加え、住商eコマースマレーシア、ティキでの事業を通じてアジアでのeコマース事業を拡大していく。
マレーシアにおいては、住友商事は住商eコマースマレーシアを通じて2013年12月よりクアラルンプールを中心に生活用品全般を扱うeコマースサービスを開始し、順次提供エリアを拡大する予定。
また、ベトナムのティキは2010年に設立された書籍を中心としたeコマース事業を展開する会社。住友商事グループはティキに30パーセント出資し、非常勤の取締役1人を派遣する。ベトナムeコマース市場はまだ黎明期にあるものの、都市部を中心に利用者が急速に増加しており、ティキは住友商事との提携を機に取扱い商品カテゴリ―を拡充し広がる需要に応えていく。住友商事は爽快ドラッグの運営で培ったインターネット店舗経営のノウハウや商品調達力を提供し、ティキの事業拡大を支援していく。
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