【飛び乗り飛び降りコーナー】太平洋セメントは相場の牽引役に、年初来高値更新

2013年8月14日 09:10

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

  太平洋セメント <5233> は、13日(火)15円高(+4.17%)の375円と3営業日続伸し、7月18日につけた年初来高値373円を更新し全般相場の牽引役に躍り出てきた。

  安倍晋三首相が法人税の実効税率の引き下げを検討するよう関係府省に指示と伝わったことを好感。株価を意識した安倍首相の迅速な発言と推測されるが、震災からの復興に加え、津波・地震対策など防災・耐震化といったインフラの整備・補修の推進が期待されることから、短期的には一段高へ向かう可能性が高い。

  足元の業績、東日本大震災の復興工事や全国の防災工事が本格化、都市部における民間建築投資が堅調に推移したことを受け、セメントの国内販売数量は増加。輸出数量は減少したが、米国西海岸のセメント、生コンクリート事業が回復傾向。中国のセメント事業は、競争激化の影響を受けたものの、ベトナムやフィリピンのセメント事業が好調に推移。資源や環境、建材・土木なども好調で、今3月期第1四半期売上高は1873億2000万円(前年同期比12.3%増)、営業利益は91億7400万円の黒字(同18.7倍)、経常損益は69億4400万円の黒字(同42億2200万円の赤字)、最終損益は20億4200万円の黒字(同53億8000万円の赤字)と黒字転換と好調に推移。通期純利益は130億円(前期比14.7%増)を見込んでいるが、達成できる見通し。

  株価は、週足では13週移動平均線、月足では24カ月移動平均線がサポートし、上昇トレンドを継続。今期予想PER35倍台とバリュエーション的にはやや割高感があるが、国土強靭化関連、国策銘柄ということもあり、目先一段高へ進む公算大。(N)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【株式評論家の視点】PALTECは3月中間決算が急回復を果たす(2013/08/12)
【編集長の視点】ウォーターダイレクトは続急落、宅配水2社は1Q低調業績が響き揃って利益確定売りが先行(2013/08/12)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事