【狙い場・買い場】タマホームは消費税関連思惑をテコに2番底水準から割安修正に再発進有望

2013年8月12日 11:07

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  タマホーム <1419> は、7月29日につけた今年3月の新規株式公開(IPO)以来の2番底1022円から底上げ転換、25日移動平均線クリア目前となっており、消費税増税前の駆け込み需要思惑を先取り、内需関連の割安株買いがさらに増勢となる展開が想定される。きょう12日寄り付き前に発表の4~6月期GDP(国内総生産)をキッカケに増税論議が高まることになり、株価面では、7月10日につけた戻り高値1363円を上抜くと、今5月期の連続の最高純利益更新・増配を再評価して、上場直後にもみ合った1500円台回復から上場来高値1870円へのキャッチアップも有力となってくる。

  同社株は、今年3月27日の東証第1部への直接IPO時につけた上場来高値1870円から全般相場が急落する悪地合い下、公開価格980円を試す991円まで大きく調整、今5月期業績の連続増益観測報道で1363円まで底上げ、観測報道通りの今期業績発表では、予想純利益27億円(前期比1%増)が、市場コンセンサスを下回るとして再度、1000円台を試す2番底を形成した。ただ、同純利益は、特別損失にモデル建て替えに伴う除却損3億円の計上を見込んだためで、営業利益61億円(同15%増)、経常利益60億円(同19%増)は、市場コンセンサスを上回る。

  住宅事業では、注文住宅の完工棟数が増加して利益率も向上、非住宅事業では、不動産事業のタマスマートタウン茨木(全577区画)の継続寄与や新規ミニ分譲の活況も続き、住宅事業の引渡戸数の増加で火災保険、インテリアなどの関連売り上げが増加することが要因となる。

  この業績予想をさらに上ぶれさせる要因が、消費税増税前の駆け込み需要で、同社では、この発生と反動が今期業績に影響するとして慎重に見込んでいる。ただ人気タレント・木村拓哉を起用するテレビCMや今期に入って相次いでオープンした福井北店などの新規出店を拡大していることから上ぶれ余地の可能性が大きそうだ。

  株価は、1番底、2番底と下値鍛錬が2カ月余も経過、値幅・値幅調整が十分となっている。PER12倍台の下げ過ぎ訂正、ディフェンシブ株人気の再燃で一段の底上げを試そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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