来週の相場で注目すべき3つのポイント:夏休みモード、4-6月GDP、テーマ物色

2013年8月10日 19:29

印刷

記事提供元:フィスコ


*19:29JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:夏休みモード、4-6月GDP、テーマ物色
■株式相場見通し

予想レンジ:上限14500-下限13000円

来週は市場参加者が限られるなか、方向感の掴みづらい展開になりそうだ。12日には4-6月期実質国内総生産(GDP)速報値が発表される。成長率は1-3月期をやや下回る見込みだが、それでも3%台を維持する公算。そのほか、機械受注などが予定されているが、消費増税の行方なども見極めたく上値追いは慎重になりやすい。また、米国では小売売上高、消費者物価指数、鉱工業生産などが予定されている。米国では量的緩和政策の縮小を巡り神経質な状況であり、為替市場への影響などが警戒要因か。
夏休みモードの中では大きなトレンドは期待しづらく、基本的には個人主体による個別対応になりそうだ。決算を手掛かりとした物色のほか、猛暑関連やバイオ関連、3Dプリンター関連といったテーマ株などに短期資金が向かいやすいだろう。中国経済の下げ止まり感から、資源・素材などの関連物色。
なお、夏休みモードのなか、一部のヘッジファンドなどが夏休み返上で参戦ともなれば、仕掛け的な売買によって大きく振らされる展開には注意する必要がありそうだ。


■為替市場見通し

来週のドル・円は、盆休みで本邦輸出企業からのドル売りオーダーが上値を抑えること、15日の米国債償還・利払い絡みの円買い圧力が強まること、などで上げ渋る展開が予想される。
8月の金融市場は、ネガティブ・サプライズに襲われがちだが、米国務省が、中東や北アフリカでのテロの脅威を警告していることで、リスク回避の円買いが優勢となっている。
4名の米国連邦準備理事会(FRB)の高官が、9月17-18日の連邦公開市場委員会(FOMC)での資産購入プログラム縮小の可能性を示唆しており、出口戦略のタイムテーブル(工程表)を見極める意味で要注目か。


■来週の注目スケジュール

12日(月):4-6月GDP速報、工作機械受注、ギリシャ4-6月GDPなど
13日(火):機械受注、金融政策決定会合議事要旨、米小売売上高など
14日(水):独・仏・ユーロ圏4-6月GDP、米MBA住宅ローン申請指数など
15日(木):終戦記念日、米消費者物価指数、米鉱工業生産など
16日(金):香港4-6月GDP、米住宅着工件数、米ミシガン大学消費者マインド指数など《TM》

関連記事