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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】国際計測器の株価は出直り感強める、900円前後のモミ合い放れる
バランシングマシンの国際計測器<7722>(JQS)の株価は徐々に水準を切り上げて出直り感を強めている。今期(14年3月期)好業績が予想され、指標面では高配当利回りも支援材料だろう。
自動車タイヤメーカー向けバランシングマシンを主力として、シャフト歪自動矯正機、電気サーボモータ式振動試験機、子会社での材料試験機なども展開している。自動車タイヤメーカーなどの設備投資の影響を受けるが、北米やアジアの自動車市場の好調、日系自動車メーカーの生産台数増加、円安メリットなどが追い風となり、動電型振動試験機のエミックとの業務提携でシナジー効果も期待される。
8月7日に発表した第1四半期(4月~6月)の連結業績は、売上高が前年同期比3.8%増の18億66百万円となり、営業利益は71百万円の赤字、経常利益は47百万円の赤字、純利益は69百万円の赤字だったが、いずれも赤字幅が縮小した。中国のタイヤメーカー向け生産ライン用タイヤ関連試験機が増加した。また受注高は主力のタイヤ関連試験機を中心に52億43百万円となり、想定を大幅に上回った。
■今3月期は9.4%増収、営業利益33%増益
通期見通しは前回予想を据え置き売上高が前期比9.4%増の115億円、営業利益が同33.2%増の20億円、経常利益が同29.3%増の20億円、純利益が同38.2%増の12億円としている。通期予想に対する第1四半期の進捗率は低水準だが、第2四半期(7月~9月)と第4四半期(1月~3月)に完成検収が集中する収益構造のため、ネガティブ要因とはならないだろう。
第2四半期以降には米国で大型案件の納入を予定しているようだ。前期末時点で67億90百万円と高水準の受注残高や、第1四半期の想定以上に好調な受注を背景に好業績が期待され、通期上振れの可能性もありそうだ。
株価の動きを見ると、6月7日の安値793円をボトムとして徐々に水準を切り上げ、足元は概ね900円台で推移している。8月7日には5営業日続伸して戻り高値となる974円まで上伸する場面があった。8月8日は終値で前日比20円(2.06%)安と反落したが、全般悪地合が影響した面もあるだろう。
■配当利回り4%台、PERも11倍の割安
8月8日の終値951円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS85円62銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は4.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS493円80銭で算出)は1.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャート見ると13週移動平均線がサポートラインとなって水準を切り上げ、出直り感を強めている。今期好業績見通しを評価して高値圏回帰の展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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