【決算発表企業を占う】:いすゞ、パイオニア、ダイキンなど

2013年8月7日 08:21

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記事提供元:フィスコ


*08:21JST 【決算発表企業を占う】:いすゞ、パイオニア、ダイキンなど

■いすゞ<7202>

第1四半期営業利益実績:444.84億円
市場コンセンサス:420-430億円レベル

第1四半期営業利益は前年同期比58%増益となり、市場コンセンサスを若干ながら上回った。上半期、通期予想は据え置きとしている。会社計画の通期予想1800億円に対して、市場予想は1850-1900億円レベルであるが、特に上方修正がなかったことをネガティブ視する可能性は低いだろう。ただ、他の自動車メーカーとの比較ではインパクトは限定的と考えられる。想定どおりの決算発表後の自動車株の反応はまちまちであるが、同社に関しても、外部環境や全体相場の行方に左右される展開となろう。

■パイオニア<6773>

第1四半期営業損益実績:75.68億円の赤字
市場コンセンサス:50-60億円の赤字

第1四半期営業損益は市場コンセンサスを上回る赤字となった。さらに、通期予想は150億円の黒字予想から100億円の黒字に下方修正している。会社側の従来計画達成は難しいとの見方であったものの、通期予想のコンセンサスは130-140億円レベルであり、下方修正幅は想定以上と捉えられる。ちなみに、為替前提レートは期初計画から変更なし。株価は安値圏にあって、業績期待は乏しかったとみられるものの、悪材料出尽し感が強まる状況まではなりにくいだろう。ややネガティブな反応が優勢になると考える。

■ダイキン<6367>

第1四半期営業利益実績:403億8500万円
市場コンセンサス:350億円

第1四半期業績は、売上高が4603億9500万円(前年同期比+46.7%)、営業利益が403億8500万円(同+81.4%)で着地。空調事業は国内がさえない一方、アメリカやアジアなどが好調に推移したほか、為替相場の円安も業績に寄与。コンセンサスは350億円程度が見込まれており、順調なスタートを評価する動きが先行する展開になりそう。

■日本写真印刷<7915>

第1四半期営業損益実績:36億5000万円の赤字
市場コンセンサス:42億円程度の赤字

第1四半期業績は、売上高が175億400万円(前年同期比+7.2%)、営業損益が36億5000万円の赤字(前年同期は29億2300万円の赤字)で着地。生産能力増強によるコスト発生が利益面の圧迫要因になったものの、赤字幅はコンセンサスを下回っており、今後の生産拡大による効果などが意識される展開になる可能性。《KO》

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