トヨタ、「カローラ」にハイブリッド車を追加 燃費は33.0km/L

2013年8月6日 17:25

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カローラアクシオ(画像:トヨタ自動車)

カローラアクシオ(画像:トヨタ自動車)[写真拡大]

  • カローラアクシオ(画像:トヨタ自動車)
  • カローラフィールダー HYBRID G“AEROTOURER・W×B”(画像:トヨタ自動車)
  • カローラフィールダー(画像:トヨタ自動車)

 トヨタ自動車は、カローラアクシオならびにカローラフィールダーにハイブリッド(HV)車を追加するとともに、カローラフィールダー特別仕様車HYBRID G“AEROTOURER・W×B(ダブルバイビー)”を設定し、全国のトヨタカローラ店を通じて8月6日に発売した。価格は「カローラアクシオ」が192万5,000円(税込)からで、「カローラフィールダー」が208万5,000円(税込)から。

 カローラのHV車は、小型・軽量・高効率の1.5Lハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHS ll)を搭載し、クラストップレベルのJC08モード走行燃費33.0km/Lを実現。「平成27年度燃費基準+20%」を達成し、「平成17年基準排出ガス75%低減レベル」の認定取得とあわせ、「環境対応車普及促進税制」の減税措置の対象となっている。

 外観では、ハイブリッド車専用のフロントグリル、シナジーブルーを配したエンブレム(フロント・リヤ)などを採用したほか、外板色には専用色ライトブルーメタリックを追加した。

 内装では、メーター色にブルーを採用して先進イメージを強調。また、エコドライブの状態を分かりやすく確認できるハイブリッドシステムインジケーターなど多彩な情報を表示する4.2インチカラー液晶画面のTFTマルチインフォメーションディスプレイを設定した。さらに、ハイブリッド車専用シート表皮や、専用加飾のインテリアパネル(センタークラスター・シフトハウジング)、合皮巻きオーナメント加飾のインストルメントパネル・ドアトリムアッパー、ブルー加飾の本革巻きシフトノブを採用した(除くHYBRIDグレード)。

 そのほか、車両重量の増加や低重心化に伴いサスペンションやショックアブソーバーのセッティングを変更し、優れた乗り心地と操縦安定性を実現。吸遮音材を追加配置したほか、高遮音性ウインドシールドガラスを採用(除くHYBRIDグレード)し、静粛性を一段と向上している。また、燃費優先の制御を実施するエコドライブモードと、モーターのみで走行するEVドライブモードの2つのモードスイッチを標準装備している。

 なお、今回同時に、カローラフィールダーのハイブリッド車には、黒を基調にアクセントとして白を配したスタイリッシュな内装などで好評の特別仕様車“W×B”を、また、カローラアクシオならびにカローラフィールダーのハイブリッド車にはウェルキャブ(メーカー完成特装車)を設定した。

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