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丸紅、仏GDFスエズ保有のポルトガル発電資産を買収
丸紅は5日、仏GDFスエズより、同社のポルトガルにおける発電資産を保有する持株会社National Power International Holdings B.V.の株式50%を取得し、同国における戦略的パートナーシップを構築することで合意したと発表した。
同案件は、約3,300MWに及ぶ天然ガス焚き複合火力(コンバインドサイクル)発電所・石炭焚き火力発電所・風力発電所・小水力発電所・太陽光発電所と多岐にわたる発電資産をGDFスエズ社と共同で保有・運営するもの。保有する発電資産はポルトガルの総発電設備容量の約17%を占め、同国における基幹インフラの一部を担う重要なポートフォリオであり、丸紅の参画後も効率的かつ安定的な運営を通して同国へ貢献していく。
また、同案件は丸紅にとって欧州電力市場への本格的参入であり、これを足掛かりとして、新たな投資機会が望める欧州電力市場において更なる新規IPP案件の開発・投資を目指す。
なお、丸紅はGDFスエズ社とアジア・中近東地域で既にパートナーシップを構築しており、今回の欧州市場での共同事業により、同社との戦略的パートナーシップをグローバルに展開していく。
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