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【編集長の視点】スズキは続急伸、業績上方修正10銘柄は高安マチマチの9勝1敗と高勝率
<マーケットトーク>
スズキ <7269> は、147円高の2575円と続急伸して始まっている。前日1日大引け後に業績期待を高めていた今3月期第1四半期(1Q)決算とともに、第2四半期(2Q)累計・3月通期業績の上方修正を発表し、増額利益が市場コンセンサスを下回ったが、前日の米国市場でNYダウが、128ドル高と急反発して引け、円安も進んだ地合い好転を受けて、素直に業績増額をポジティブに評価する買い物が増勢となっている。
前日大引け後に業績を上方修正した銘柄は、同社株を含めて10社に達したが、きょう2日の各社の株価は高安マチマチとなっている。
コード順に記すと、エプコ <2311> (JQS)が28円高の1398円と3日ぶりに反発し、荒川化学工業 <4968> が34円高の874と急続伸、有沢製作所 <5208> が買い気配スタートで4日続伸、MCJ <6670> (東マ)が21円高の171円と急続伸、ニッチツ <7021> (東2)が1円高の161円と3日変わらずを挟んで反発し、ナカニシ <7716> (JQS)が100円高の1万3700円と続伸、日住サービス <8854> (東2)が6円高の217円と急反発、スペース <9622> が126円安の985円と急続落、技研興業 <9764> (東2)が買い気配で始まって3日ぶりに急反発しており、全体では9銘柄が上昇(勝ち)し、1銘柄が下落(負け)する9勝1敗の勝率9割の高勝率となっている。
3月期決算会社の1Q決算発表は、前々日31日をピークに続いているが、このなかで本来は買い材料となる業績の上方修正も、増額値が市場コンセンサスを上回るか下回るか、2Q累計業績のみか通期業績の上方修正を含むか、さらに増額要因が、為替の円安のみによるものか本業の好調推移によるものか、なども加わって株価評価が180度異なっており、引き続きこのウオッチは怠れない。
スズキの業績上方修正は、通期前提の為替レートを期初予想の1ドル=90円から96円、1ユーロ120円から126円、1インドルピー=1.70円から1.65円へ変更し、設備投資を300億円減額したことで、世界4輪車販売台数を7万7000万台引き下げたことをカバーしたことが要因で、通期純利益は、期初予想より100億円引き上げ1000億円(前期比24%増)と続伸、前期の過去最高を連続更新するが、市場コンセンサスに約40億円届かない。
株価は、前期業績の上方修正に今期業績続伸予想が続いて年初来高値2919円まで買い進まれ、全般相場急落の悪地合いで2051円まで調整、半値戻し水準でもみ合ってきた。PERは14倍台と割安であり、一段の戻りにトライしよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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