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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パイプドビッツは反発のタイミング、下値のフシに到達
パイプドビッツ<3831>(東マ)の株価は足元で軟調展開だが、売られ過ぎ感を強めている。31日の株価は下値のフシである2000円まで下げたことでリバウンドのタイミングだろう。
情報資産プラットフォーム「スパイラル」を基盤として、情報資産プラットフォーム事業(データ管理などのクラウドサービス提供)を主力に、広告事業(アフィリエイトASP一括管理サービスなど)、ソリューション事業(アパレル・ファッションに特化したECサイト構築・運営受託、子会社ペーパーレススタジオジャパンのBIMコンサルティング事業など)も展開している。
情報資産プラットフォーム事業は政治・選挙関連、アパレル・ファッション関連、美容師関連、会計関連、薬剤・医療材料関連などにも事業領域を広げている。政治・選挙関連ではアイドルグループAKB48の選抜総選挙を手掛けているうえに、政治・選挙プラットフォーム「政治山」を運営して有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」を実施し、デジタルハーツ<3620>との協業で新サービス「政治山ネットセキュリティ・サイバーセキュリティ診断」も提供している。このためネット選挙関連が材料視される。
■今期2ケタ増収、営業利益2.1倍
今期(14年2月期)の連結業績見通しは、売上高が30億円、営業利益が7億円、経常利益が7億円、純利益が4億20百万円としている。前期の非連結業績との比較で見ると34.2%増収、2.1倍営業増益となる。情報資産プラットフォーム事業では「スパイラル」の新バージョン投入効果に加えて、有権者意識調査サービス「政治山リサーチ」や会計クラウドサービス「ネットde会計」「ネットde青色申告」なども寄与する。
第1四半期(3月~5月)の連結業績は売上高が6億02百万円、営業利益が1億10百万円、経常利益が1億12百万円、純利益が68百万円だった。通期予想に対する進捗率は低水準だが、有効アカウント数(6カ月以上継続使用)が増加基調であり達成は可能だろう。7月31日には「スパイラル」の機能を強化した新バージョンを8月21日に提供開始すると発表した。
なお7月1日に発表した立会外分売を7月9日に実施した。分売株式数23万株で分売価格は3171円だった。
株価の動きを見ると、高値圏3000円~4000円近辺でのボックス展開から下放れて軟調展開となり、足元では水準を大幅に切り下げた。7月31日には前日比261円(11.55%)安の2000円まで調整する場面があった。参院選が終了して人気離散の形のようだ。
7月31日の終値2026円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS55円52銭で算出)は36倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間17円で算出)は0.8%近辺、実績PBR(非連結ベースの前期実績BPS228円91銭で算出)は9倍近辺である。
週足チャートで見ると26週移動平均線を割り込んで一段安となった。ただし日足チャートで見ると25日移動平均線に対する乖離率がマイナス30%を超えた。さすがに売られ過ぎ水準であり、リバウンドのタイミングだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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