【アナリスト水田雅展の銘柄分析】ソーバル株価に勢い増す、5月高値突破で

2013年8月1日 09:38

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ソフト開発技術者派遣のソーバル <2186> (JQS)の株価は5月の高値を突破し上値追いの勢いを増している。

  ソフト開発技術者分野の特定派遣事業と業務請負事業を展開している。前期の顧客別構成比は、キヤノン <7751> グループ向けが約7割を占め、ソニー <6758> グループ向け、富士通 <6702> グループ向け、NTT <9432> グループ向けと続き、優良な大口顧客を抱えていることが特徴だ。さらに12年9月、オムロン <6645> 向けを主力とするモバイルコンピューティングテクノロジーズ(現MCTEC)を子会社化するなど、M&Aを活用して顧客の多様化も進めている。

  今期(14年2月期)連結業績見通しは売上高が前期比4.1%増の67億円、営業利益が同7.2%増の4億90百万円、経常利益が同5.6%増の4億90百万円、純利益が同7.3%増の2億65百万円としている。MCTECの通期寄与に加えて、主要顧客向けの組み込み用ソフトウェア開発などの派遣需要が好調に推移する見込みだ。

■第1四半期の営業利益は前年同期比20.5%増益、通期上ブレの可能性大

  第1四半期(3月~5月)は医療関連の新規受注なども寄与して前年同期比0.6%増収、同20.6%営業増益、同20.7%経常増益、同27.2%最終増益と好調で、通期予想に対する進捗率は売上高が23.8%、営業利益が32.0%、経常利益が32.2%、純利益が34.3%と高水準だった。国内製造業では景気回復などで技術者不足が徐々に深刻化しているようだ。需要は好調に推移することが予想され、通期上振れの可能性があるだろう。

  なお7月31日、流動性向上を目的とする立会外分売を発表した。分売予定株式数は21万7300株、分売予定期間は8月8日~8月13日で、分売値段は分売実施日前日の終値もしくは最終気配値を基準として決定する。

  株価の動きを見ると、7月8日に938円まで上伸して5月14日の904円を突破した。さらに7月25日には1000円台に乗せ、7月26日には年初来高値となる1015円まで上伸している。好業績見通しを評価する動きだろう。

  7月31日の終値960円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS60円96銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は1.9%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS507円23銭で算出)は1.9倍近辺である。

  日足チャートで見ると25日移動平均線に対する乖離率が広がり、足元では一旦反落したが、週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって強基調である。短期調整を挟みながら上値追いの展開が期待される。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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