【編集長の視点】エー・ピーカンパニーは6次産業化ファンドの再評価でTPP関連人気を高め続伸

2013年7月31日 10:36

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  エー・ピーカンパニー <3175> (東マ)は、24円高の2494円と続伸し、7月1日につけた株式分割権利落ち後高値2670円を視界に捉えている。7月11日に設立した「エー・ピー6次産業化ファンド(エー・ピー投資事業有限責任組合)」を見直し、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉参加の「攻めの農林水産業」関連の「アベノミクス」人気を高めているもので、今3月期純利益の連続過去最高更新予想もフォローの材料視されている。

  6次産業化ファンドは、生産した農水産物を付加価値を高めて直接消費者につなぐとともに、輸出産業化も図るために今年1月に官民共同出資で設立された農林漁業成長産業化支援機構と同社とが、出資金10億円で設立したもので、TPP参加に一歩踏み出したなかで「アベノミクス」の成長戦略の「攻めの農林水産業」の先兵として、日本の農林水産業の成長産業化と同社事業の拡大に大きく貢献する。

  もともと同社は、宮崎県などで地鶏や鮮魚などの生産者と直接提携し、自社の内外の外食店「塚田農場」、「四十八漁場」で販売する「生販直結モデル」を展開してきただけに、同ファンド設立が、さらに海外出店の加速など「和食」の国際化、農林水産業の輸出産業化への大きなステップとなる。

  今3月期業績も、国内の新規出店に加えて昨年11月にシンガポール1号店を出店した積極店舗政策や、食肉処理の加工センターなどの生産流通体制の強化も寄与して好調に推移、通期純利益は6億500万円(前期比40%増)と前期の過去最高の連続更新を見込んでいる。

  株価は、昨年9月に公開価格2350円で新規上場され3305円で初値をつけ12月に上場来高値5050円まで買い進まれ、株式分割(1対3)の権利を落とし、落ち後安値1385円から同高値2670円まで9割高して25日移動平均線水準でスピード調整中である。8月8日には今期第1四半期決算の発表を予定しており、好業績の再確認から高値奪回に再発進しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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