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【株式評論家の視点】大同特殊鋼は絶好の買い場に、再度の増額修正が有力
<銘柄の見所>
大同特殊鋼 <5471> が絶好の買い場を迎えている。7月24日に今2014年3月期の第1四半期決算を発表した。第1四半期決算は売上げが1098億円と、前年同期比7%減、営業利益が50億円と、同同13%減の、減収減益決算となった。
ただ、需要の回復が期初の想定よりも前倒しで進捗していることや鉄スクラップ価格が安定的に推移していることなどから、9月中間決算について営業利益を70億円から100億円(前年同期比4%増)へ、通期の営業利益も185億円から215億円(前期比39%増)と、期初計画を上方修正した。
それを受け7月25日には618円の戻り高値を示現した。会社側見通しではPERが約20倍と高く、その後は買いの手が続かず、売り物が先行する流れに変わってしまった。
ただ、通期の増額については、現段階では下期の事業環境を見極めるのは困難として、上期の修正分を上乗せしたものである工具鋼関連需要がタイ向け自動車関連を中心に輸出が堅調に推移し、ステンレスおよび高合金製品も、産業機械向およびHDD(ハードディスクドライブ)などのIT関連需要の在庫調整終了により回復局面に移行している。そのため、アナリスト筋では9月中間決算を含め、今後の再増額を想定する声が強い。
さらに2015年3月期を最終年度とする中期経営計画では営業利益450億円が想定されており、来期以降も業績は順調に推移する見通しにある。メイン工場である知多工場(愛知県東海市)製鋼プロセスの抜本的な合理化により歩留向上・省電力を中心とした大幅なコストダウを図り、今後も更なる成長が見込まれるアジア市場を中心に、差別化された商品である"グローバル・リーディング商品"の拡大を進め、成長戦略の実現を図っていく方針だ。9月中間決算の好業績見直しの動きが再び訪れることが予想される。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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