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【編集長の視点】鴻池運輸は貸借銘柄選定を先取りし続伸業績を買い直して反発
<銘柄ウオッチ>
鴻池運輸 <9025> は、10円高の1329円と反発している。8月1日売買分から貸借銘柄に選定され、流動性向上と需給好転が期待されることを先取り、今3月期の続伸業績を見直し割安株買いが再燃しており、総合物流企業として、TPP(環太平洋経済連携協定)交渉へ参加、交渉が続いていることを受け、中期的なビジネス機会の拡大につながるとする関連株評価も底流している。
同社の今期業績は、売り上げ2279億円(前期比0.1%増)、経常利益76億円(同0.8%増)、純利益41億円(同3%増)と予想されている。
総合物流企業としてASEAN諸国や南西アジア地域で拠点拡充・整備を進め、国内では東北6県全域をカバーする流通センターを立ち上げ、医薬品メーカーから医療機関までの物流・物品管理をサポートする医療関連サービスを拡大、さらに今年5月には、厚木流通センター(神奈川県厚木市)内にアパレル業界のeコマースに特化したロジスティックセンターをオープン、バングラデシュなどの海外工場から国内店舗まで最短の約19日の日数で配送するとともに、商品の検品・値札付け、さらに商品撮影のスタジオを併設するなど、全面支援することなどが要因となる。
TPP交渉参加で、同社の総合物流事業のグロ-バル展開に拍車が掛かることも期待され、8月8日に発表予定の今期第1四半期業績では、こうした好業績・好事業環境が再確認されよう。
株価は、今年3月に公開価格1020円で東証第1部に直接上場され、1404円で初値をつけ上場来高値1778円まで買い進まれ、全般相場急落で上場来安値1221円まで売られたが、下げ過ぎとして100円幅の底上げをしている。貸借銘柄選定をテコにPER9倍台、PBR0.5倍の割安修正に弾みをつけよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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