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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】クレスコは株価軟調も下値限界、2日に発表の決算に注目
受託ソフトウェア開発のクレスコ<4674>(東1)の株価は足元でやや軟調展開だが、今期(14年3月期)好業績見通しであり、下値は限定的だろう。なお8月2日に第1四半期(4月~6月)の業績発表を予定している。
ソフトウェア開発(ビジネス系)事業を主力として、組込型ソフトウェア開発事業、その他事業(商品・製品販売など)を展開している。クラウドサービス関連やビッグデータ関連の市場拡大が追い風であり、中期的な収益力向上に向けて、得意分野を持つビジネスパートナーとのアライアンスやM&Aも積極活用している。収益力の低下しているグループ子会社の再編・統合・業態転換なども検討しているようだ。
■今期は15.6%増収、営業利益13.5%増益見通し
今期連結業績見通しは売上高が前期比15.6%増の220億円、営業利益が同13.5%増の14億10百万円、経常利益が同8.5%増の15億30百万円、純利益が同12.5%増の8億60百万円としている。組込型ソフトウェア開発は採算重視戦略にシフトしているため新規案件が減少するが、クラウドサービス関連の受託ソフトウェア開発が好調であり、4月に子会社化したクリエイティブジャパンも寄与する。消費増税前の企業のIT投資駆け込み需要も期待されるだろう。
株価の動きを見ると、6月の安値670円台をボトムとして反発し、7月中旬には750円~780円近辺まで水準を切り上げたが、足元では市場全体の地合悪化の影響も受けてやや軟調展開となった。
7月29日の終値730円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS79円68銭で算出)は9~10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間25円で算出)は3.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS786円92銭で算出)は0.9倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を割り込んだが、週足チャートで見るとサポートラインの26週移動平均線に接近している。指標面には割安感があり、今期好業績見通しも評価すれば下値は限定的だろう。反発局面が期待されそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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