【アナリスト水田雅展の銘柄分析】京写の株価は下値岩盤水準に接近、好狙い場

2013年7月29日 16:40

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  ログハウス(丸太組み工法住宅)のアールシーコア <7837> (JQS)の株価は、全般安から反落だが、1230円台で底堅いといえる展開だ。7月31日に発表予定の第1四半期(4月~6月)決算に期待が高い。

  ログハウスのオリジナルブランド「BESS」の販売(国内直販部門と販社部門、および連結子会社BP社)と、カントリーログハウスなどキット部材の製造販売(北米部門)を展開している。東京・代官山の「BESSスクエア」と神奈川県の「BESS藤沢展示場」の直営展示場2拠点など、全国BESS展示場への新規来場者数は、前期(13年3月期)が前々期比15.3%増の2万1349件となり増加基調である。

■中期経営計画でROE18%目標

  中期経営計画では17年3月期に契約棟数1900棟、売上高180億円、営業利益率8%、ROE18%(13年3月期12.1%)を目標数値に掲げている。重点戦略としては展示場50拠点展開を目指し、空白・重点エリアの千葉・埼玉エリア、近畿エリア、九州・四国エリアでドミナント開設を進める方針だ。

  今期(14年3月期)の連結業績見通しは、契約棟数が前期比17.3%増の1200棟、契約高が同17.9%増の123億円、売上高が同24.1%増の127億円、営業利益が同29.3%増の8億90百万円、経常利益が同31.5%増の8億90百万円、純利益が同33.8%増の5億30百万円としている。藤沢展示場の通期寄与、新規販社開拓、展示場新設、ブランド知名度向上戦略に加えて、消費増税前の駆け込み需要も追い風となり、費用増加を増収効果で吸収して大幅増益の見込みである。

  株価の動きを見ると6月7日に1067円、6月27日に1100円まで調整する場面があったが、終値ベースでは大きく下押すことなく概ね1250円~1350円近辺で堅調に推移している。

  7月26日の終値1270円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS128円30銭で算出)は10倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間40円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS848円80銭で算出)は1.5倍近辺である。

  週足チャートで見ると13週移動平均線がサポートラインとなって、長期の上昇トレンドを継続している。足元はモミ合い展開だが、中段保ち合いの短期調整が完了して上放れのタイミングが接近しているようだ。指標面に割安感があり、今期好業績見通しを評価して5月の高値1470円を試す展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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