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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】イワキは200円前後が固まる、指標割安、5月高値奪回へ
医薬品・医薬品原料商社のイワキ <8095> の株価が調整一巡して出直り感を強めている。指標面に割安感があり、4月の高値が視野に入りそうだ。
医薬品事業(医療用・一般用医薬品)、医薬品原料・香粧品原料事業、食品原料・機能性食品事業、化成品事業(メッキ薬品、農薬原料、医薬中間体)などを展開している。ジェネリック市場の拡大が追い風であり、医薬品原料・香粧品原料関連事業の拡大が期待される。
7月10日発表の今期(13年11月期)第2四半期累計(12年12月~13年5月)連結業績は、前年同期比0.3%減収、同24.1%営業減益、同18.6%経常減益、同0.8%最終減益だった。ただし7月5日に売上高の減額修正と利益の増額修正を発表しており、減益幅は期初計画に比べて縮小した。
化成品事業でプリント配線板・電子部品関連の表面処理薬品が低調だったため売上高を減額修正したが、ジェネリック医薬品市場の拡大を背景として医薬品事業では主力の外皮用剤、医薬品原料事業でも抗不整脈用剤原料などが好調に推移した。利益面では輸入原料価格の上昇がマイナス要因だったが、生産性向上などのコスト低減効果で吸収したようだ。
通期の見通しについては、輸入原料価格の高騰など不透明要素が多いとして前回予想を据え置き、売上高が前期比2.4%増の532億円、営業利益が同20.1%減の9億円、経常利益が同24.8%減の9億80百万円、純利益が同18.9%減の6億円としている。通期予想に対する第2四半期累計の進捗率は売上高が48.3%、営業利益が53.2%、経常利益が56.9%、純利益が57.2%と概ね順調な水準である。ジェネリック医薬品・原料関連は好調であり、化成品事業も期後半の景気回復メリットが期待される。
株価の動きを見ると、6月14日の178円まで調整したが、180円近辺で下値固めが完了して水準を切り上げた。第2四半期累計の利益増額修正も好感して7月8日には210円まで急伸する場面があった。足元も概ね200円近辺で推移している。調整が一巡して出直り態勢だろう。
7月23日の終値201円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS17円76銭で算出)は11~12倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間6円で算出)は3.0%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS469円76銭で算出)は0.4倍近辺である。
週足チャートで見ると、13週移動平均線および26週移動平均線近辺まで急反発した。指標面の割安感が強いだけに、これを突破すれば出直り展開に弾みがついて4月の高値241円が視野に入るだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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