【株式評論家の視点】アドバンテッジリスクマネジメントはメンタルヘルスケア需要を取り込む

2013年7月22日 09:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄の見所>

  アドバンテッジリスクマネジメント <8769> (JQS)が3月高値からの調整にピリオドを打ち出直り態勢に入ってきた。同社は労働者が長期間働けなくなるリスクに対し、予防から補償、アフターケアまで一貫したサービスを提供するメンタリティマネジメント事業などを展開している。

  医師又は保健師による精神的健康状況把握のための検査の実施、従業員が希望した場合、医師による面接指導を実施するという、労働安全衛生法改正案が成立を待っている。昨年の衆院解散に伴い審議未了のまま廃案になったが、厚生労働省は再提出に向け準備中の模様。今後も法案改正の動向を見定めて、サービス強化・新サービスを提供していく方針で、先行き強いフォローの風が吹く可能性が出てきている。

  業績も好調で今2014年3月期は売上げ28億3500万円と前期比6.7%増、営業利益は4億500万円と、同14.4%の増益が見込まれている。営業利益は前期の3億54300万円が最高利益で、連続の最高利益更新となるだけに、利益水準は高い。

  メンタリティマネジメント事業では精神疾患による就業不能発生の予防や、従業員の生産性向上のためのメンタルヘルスケアから、組織や個人に対して生産性向上のためのポジティブなアプローチを行う領域へ、事業拡大を図っている。大企業・中堅企業マーケットの開拓とともに、今後普及が見込まれる中小企業に、そのニーズに適合したサービスの開発を積極的に実施していく方針。

  企業を取り巻く環境は厳しさを増し、職場のストレスはますます増大し、急増するうつ病などのメンタルヘルス不調、モチベーション低下、早期離職などの問題は大きな社会問題になっている。従って、従業員のメンタルヘルスやモチベーションの改善は、企業にとって最優先で取り組むべき課題になってきている。その分、同社の展開力が広がることになる。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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