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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】エスプールは25日線を支持ラインに下値切り上げ、今11月期営業益65%増益、ネット通販市場拡大で
人材サービスのエスプール<2471>(JQS)の株価はやや乱高下しながらも『25日線』をサポートとして下値を切上げる。
ビジネスソリューション事業(ロジスティクス関連やセールスプロモーション関連のアウトソーシング受託)、人材ソリューション事業(コールセンター業務や携帯電話販売支援業務などの人材派遣サービス)を展開している。成長分野への集中投資、拠点拡充、高付加価値サービス拡大などを積極推進し、4月にはマーチャンダイジングサービスも開始した。既存事業とのシナジー効果が期待される。
今期(13年11月期)連結業績見通しについては売上高が前期比6.5%増の52億62百万円、営業利益が同65.8%増の80百万円、経常利益が同2.2倍の66百万円、純利益が50百万円(前期は30百万円の赤字)としている。ネット通販市場の拡大を追い風として、ビジネスソリューション事業のロジスティクス関連(発送代行サービスやセンター運営代行サービス)の受注が拡大し、増収効果や高付加価値サービス拡大効果などで営業損益も改善する見込みだ。
7月4日発表の第2四半期累計(12年12月~13年5月)は、前年同期比1.9%増収、同2.5倍営業増益、同3.0倍経常増益、同7.9倍最終増益で期初計画を上回った。障がい者雇用支援サービスが展開する農園の企業参画が想定以上のペースだったことに加えて、ロジスティクス関連の発送代行サービス第2センター(茨城県つくば市)の開設が下期にずれ込み、開設費用計上もずれ込んだ。このため通期見通しを据え置いたが、上振れの可能性があるだろう。
株価の動きを見ると、6月中旬に動意付いて6月24日の年初来高値506円まで急騰した。その後300円台前半まで急反落したが、第2四半期累計業績発表翌日の7月5日には490円まで上伸した。第2四半期累計の上振れを好感した動きだろう。その後350円近辺まで調整したが、足元では370円台に戻して下値を着実に切り上げている。
7月19日の終値375円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS19円47銭で算出)は19~20倍近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS55円18銭で算出)は6.8倍近辺である。週足チャート見ると、13週移動平均線がサポートラインとなって下値を切り上げている。強基調を継続しているようだ。好業績見通しを評価して6月の高値を試す可能性があるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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