【編集長の視点】きちりは分割落ち後安値水準から新業態店オープンで連続最高純益を買い直して反発

2013年7月19日 10:19

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  きちり <3082> (東2)は、5円高の845円と9営業日ぶりに反発、6月27日につけた株式分割(1対3)権利落ち後安値815円に並ぶ安値水準から底上げをしている。分割権利落ち後翌日の6月27日に新業態店のアンテナショップを東京・銀座にオープン、新業態店開業とともに株価が急伸する同社株の株価特性に注目、今6月期純利益の連続過去最高更新を見直し割安修正期待の下値買いが再燃している。

  同社が6月に開業した新業態店は、はかた地どりの生産・販売を手掛ける農事組合法人福栄組合(福岡県久留米市)と業務提携し、福岡県が開発し、同組合が生産する「はかた地どり」をブランド化し倍増させる事業の一角を担うアンテナショップ「福栄組合」で、鳥料理をメーンに福岡県産の食材をさまざまに提供しアピールする。

  同社の新業態店出店では、ベストセラーの料理レシピ本『体脂肪計タニタの社員食堂』を出版した体重計メーカー・タニタ(東京都板橋区)と提携、外食新業態店「丸の内タニタ食堂」の新規出店を発表し、株価は、ストップ高を交えて急伸するとともに、業績を上方修正した。その後も、イタリア有名ブランド、国内トップ精米機メーカーなどの異業種と提携、新業態店を出店したおり、同社業績の成長戦略となっている。

  業績も好調で、目下集計中の2013年6月期純利益は、3億円(前期比16%増)と前期の過去最高の連続更新が見込まれており、続く2014年6月期業績も続伸、東洋経済会社四季報夏号では3億5000万円と観測されている。

  株価は、東証第2部上場に株式分割の好材料が続いて連続ストップ高で3425円高値をつけ、株式分割の権利をスンナリ落とし800円台央のもみ合いを続けている。PERは13倍台と割安であり、分割落ち後高値925円抜けから一段の上値挑戦を強めよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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