【アナリスト水田雅展の銘柄分析】モブキャスト急伸、モミ合い上放れる、昨年配信開始のサッカー「モバサカ」が会員数50万人突破、連結決算開始、業績好調

2013年7月19日 09:19

印刷

記事提供元:日本インタビュ新聞社

 ソーシャルゲームのモブキャスト<3664>(東マ)の18日の株価は75円高の1578円と急伸、1500円前後のモミ合いを上放れた。

 プロ野球ゲーム「モバプロ」やサッカーゲーム「モバサカ」などスポーツ分野に特化して、モバイル向けSNSのモバイルスポーツメディア「mobcast」運営とソーシャルゲーム開発を展開している。自社ゲーム開発を強化するとともに、プラットフォームを開放して外部ディベロッパー製のゲーム配信と海外展開も強化する方針だ。

 「mobcast」会員数は13年4月末時点で320万人を突破し、12年7月に配信開始したサッカーシュミレーションゲーム「モバサカ」については13年5月に国内会員数が50万人を突破している。14年のサッカーW杯開催に向けて一段と人気が高まるだろう。

 今期(13年12月期)の連結業績見通しは売上高が80億円、営業利益が17億50百万円、経常利益が17億円、純利益が10億円としている。連結初年度のため前期との比較はできないが、実質的に大幅増収増益の見込みだ。

 3月に配信を開始した自社制作のプロ野球選手育成ゲーム「モバプロスカウト」に加えて、外部ディベロッパー製ゲームの配信が本格化し、新規会員数が増加する見込みだ。2月に子会社化したモブキャストイーシーや、韓国でのプラットフォーム展開なども寄与する。なお6月には「モバサカ」韓国版の会員数が67日目で20万人を突破したと発表している。

 株価の動き(6月1日付で株式2分割)を見ると、6月7日に1120円、6月27日に1140円まで急落する場面があったが、足元では1500円台に戻し、7月18日には前日比152円(10.11%)高の1655円まで急騰する場面もあった。調整が一巡して出直り態勢のようだ。

 7月18日の終値1578円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS147円91銭で算出)は10~11倍近辺である。日足チャートで見ると25日移動平均線、週足チャートで見ると13週移動平均線を回復している。強基調への回帰が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

【関連記事・情報】
【じっくり投資コーナー】文化シヤッターは『都市型ゲリラ豪雨』関連、簡易型止水シートに脚光(2013/07/18)
【株価診断】ゼリア新薬は1250~1500円のモミ合いがまもなく2年、最高益評価で秋には2000円台も(2013/07/17)

※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。

関連記事