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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】建設技術研究所株価は下値切上げ出直る、選挙後に本格見直しも、2ケタ増益と業績好調
建設コンサルタント大手の建設技術研究所<9621>(東1)の株価が水準切り上げの動きを強めている。参院選後に社会インフラ関連・公共投資関連があらためて材料視される可能性もあるだろう。
総合建設コンサルタント大手で、河川・ダム・海岸・海洋、道路、橋梁、トンネル、都市・地方計画などの分野に強みを持ち、海外でも実績を積み重ねている。中期計画では防災・減災計画関連、都市計画関連、環境関連などを重点分野と位置付けて、港湾や水道などへも参入し、再生エネルギーを活用したスマートコミュニティ、民間資金を活用するPFI事業への取り組みも強化している。
今期(13年12月期)の連結業績見通しは、売上高が前期比9.2%増の355億円、営業利益が同27.3%増の12億円、経常利益が同20.7%増の13億円、純利益が同27.2%増の7億円としている。前期の受注高が前々期比19.3%増の377億円と好調だったため、高水準の受注残高の消化で好業績が期待される。公共投資が増加した13年度予算が追い風となり、今期の受注高も高水準に推移しそうだ。
株価の動きを見ると、6月7日の658円をボトムとして反発し、徐々に水準を切り上げている。7月17日には770円まで上伸する場面があった。今期好業績見通しを再評価して戻り歩調の展開のようだ。
7月17日の終値765円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS49円50銭で算出)は15~16倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間18円で算出)は2.4%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS1429円83銭で算出)は0.5倍近辺である。
日足チャートで見ると25日移動平均線を回復して上伸し、週足チャートで見ると26週移動平均線が下値を支え、13週移動平均線を回復して水準を切り上げている。強基調に回帰した形だろう。指標面に割高感はなく、5月の年初来高値883円が視野に入りそうだ。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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