キユーピー、ジャムの一部商品を約4～7％値上げへ　9月から

　キユーピーは17日、2013年9月2日出荷分からジャムの一部商品の価格を約4～7％引き上げる価格改定を行うと発表した。

　キユーピーは1990年にジャム全品の価格改定を実施して以来23年間、果実原料の価格が徐々に上昇する中、製造工程の合理化等によるコスト吸収努力を重ね、同一価格での販売を継続してきた（ブルーベリーを使用した商品のみ2006年、2007年に値上げ、2009年に値下げを実施）。

　しかし近年、ジャムに使用する果実原料の価格が新興国の需要増加や人件費、エネルギーコストの増加等により一段と上昇していることに加え、昨年来の為替相場変動の影響も受けており、現状の価格での販売は大変難しい環境となっているという。このため今回、果実原料価格上昇分の一部を反映させ、ジャムの一部商品について価格を引き上げる価格改定を実施することとした。

　なお、リンゴやアンズ等、果実原料の価格上昇幅が比較的小さい商品については価格を据え置く。