【編集長の視点】科研製薬は3分の1戻し水準から続伸業績の割安修正買いへ

2013年7月17日 11:59

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  科研製薬 <4521> は、年初来高値1883円から全般相場急落にツレ安して1383円安値まで500円安し、この調整幅の3分の1戻し水準までリバウンド、8月5日に迫った今3月期第1四半期(1Q)決算を前に、今期業績の増益転換業績を見直し割安修正買いが増勢となっており、下値に自己株式取得が続いていることをフォローの材料視されている。

  同社の今期業績は、売り上げ902億円(前期比3%増)、経常利益146億円(同2%増)、純利益93億円(同3%増)と予想されている。主力薬の関節機能改善剤「アルツ」や「セプラフィルム」が、前期業績に影響した薬価改定がなく伸長し、新薬とともに展開している後発医薬品も堅調に推移することなどが要因で、配当は、48円(前期実績44円)と12期連続で増配を予想している。1Q業績は、前年同期に小幅減益ながら続落しており、8月の今期1Q決算発表では、改めて今期業績の続伸を確認する展開が想定される。

  また同社は今年5月に取得株式数の上限を120万株(発行済み株式総数の1.4%)、取得総額を23億円とする自己株式取得を取締役会決議しており、6月26日まで75万株、11億5913万円を取得しており、この継続も株価の押し上げ材料となっている。

  株価は、前期第3四半期業績の順調な利益進捗率をテコにつけた年初来高値1883円から500円安し、3分の1戻し水準まで持ち直しているが、PERは14倍台、配当利回りは3.1%と割安である。半値戻し、全値戻しとリバンド幅を拡大しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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