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【編集長の視点】ニチバンは反落も太陽電池封止剤開発で2ケタ続伸業績を見直し割安修正期待
<銘柄ウオッチ>
ニチバン <4218> は、5円安の396円と反落し、4月24日につけた年初来高値447円を前に利益確定売りが交錯している。7月5日に発表した太陽電池用UV硬化型アクリル系封止剤の共同開発で400円台出没の三角保ち合いに煮詰まり感を強めており、溜め込んだエネルギーの発散で今3月期の2ケタ続伸業績を見直し値ごろ割安株買いが再燃する展開も想定される。
UV硬化型アクリル系封止剤は、同社の粘接着剤の基礎技術と色素増感型太陽電池の研究開発を行ってきた島根県産業技術センサー(島根県松江市)とが共同開発したもので、色素増感型太陽電池に用いられる封止剤は、電解液の漏洩を防ぐために耐電解液腐食性や電極間の密着性が求められるが、電解液に侵されにくい液状UV硬化型アクリル樹脂を採用しており、熱履歴が少なく色素へのダメージが少なく、液状タイプのためスクリーン印刷やディスペンサー塗布を可能にするなど特長を持ち、長寿命化も実現する。今後は、ニチバンが試作した封止剤を島根県産業技術センターがさまざまな条件下で評価解析し高信頼性の製品を開発する。
一方、同社の今3月期業績は、ヘルスケア分野の新製品のヒットや自動車塗装向けのマスキングテープの続伸などから2ケタ続伸、純利益は、11億円(前期比11%増)と予想している。今年8月9日には今期第1四半期決算の発表を予定しており、この続伸業績を再確認することになろう。
株価は、前期第3四半期の好決算に反応して400円台に乗せ、年初来高値まで上値を伸ばし、400円台固めを続けてきた。PER14倍台、PBR0.6倍の割安修正で高値抜けから2006年1月高値541円を目指そう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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