【近況リポート】トシン・グループ:基本施策に徹底で本格的復調へ増収増益見込む

2013年7月12日 11:30

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

■差別化戦略や需要を発掘への営業支援策で信頼関係を強化

 トシン・グループ<2761>(JQS)前13年5月期は、売上高微減ながら増益を達成、最終利益は15.9%増となり1株当り純利益は199.42円と好調であった。配当は年間52円(上・下期各26円)を実施した。

 今5月期については、アベノミクス政策による景気拡大期待の広がりに加え、消費増税実施前の住宅取得などの駆け込み需要を積極的に取り込む営業施策の展開で本格的復調へ向けた増収増益が見込まれる。

 前期上期は景気減速要因が継続するなか、少ない需要を取り合うなど競合が激化したが、受注段階から利益率を重視し、利益を優先した事業展開を徹底し、増益を達成した。特に、取引先工務店などに対する施主向け提案書の迅速な作成など、需要を掘り起こしに向けたきめ細かい営業支援策を強力に進めた。

 また、作業現場を中心に急増する資材、工具等の盗難に対し補償サービスを実施したことは、取引先との信頼関係強化を進める差別化戦略となった。

 セグメント別では、LEDなど省エネ、節電関連需要を取り込んだ照明器具、電線・配管材などが大きく伸び、分電盤・空調機器などと共に売り上げに寄与した。電力使用メリットが期待されたエコキュートなど建材、地デジブームが一巡した通信機器関連が伸び悩んだ。

 損益面では粗利率を前期並みに確保したうえで、経費削減努力が奏功し増益となった。

 今期は、北関東を主体とした営業拠点網の拡充、同社の強味である取引先工務店などに対する細かい営業支援策の強化、新規取引先の開拓など基本戦略を徹底することで、売上高450億円(前期比4.1%増)、営業利益26.5億円(同8.6&増)、経常利益35.1億円(同7.0%増)、当期純利益19.8億円(同0.1%増)の増収増益を目指す。

 なお、同社は自己株式の取得に積極的に取組んでおり、取締役会決議(12年8月6日)に基づく取得状況は、株式数総数505,100株、取得価額の総額1,159,848,100円(7月9日現在)となっている。

http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=2761.Q&d=6m

>>トシン・グループのMedia-IR企業情報

(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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