【編集長の視点】ダルトンは業績再減額を織り込み2番底を確認し下げ過ぎを窺う

2013年7月12日 11:26

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ダルトン <7432> (JQS)は、160円台の出没を続けており、今年5月に今9月期業績を再下方修正、137円安値まで突っ込んだが、1月4日につけた年初来安値135円を前に踏み止まり、2番底を確認したとして下げ過ぎ訂正を窺っている。科学技術イノベーション推進体制を強化する「アベノミクス」の成長戦略が、参議院選挙後にスピードアップするとの期待も、関連株買いの再燃をサポートしている。

  同社は、実験台や理科施設の教育施設製品を大学や官公庁に納入する科学研究施設事業と、民間向けに粉体機械を製造・販売する粉体事業とを経営の2本柱としているが、このうちとくに粉体機械が、民間企業の設備投資計画の中止や延期の影響を受け今期業績を下方修正、純利益は、同社子会社の不二パウダルの本社・工場移転、新工場建設に伴う移転損失1億7800万円も負担となり4400万円(前期比83%減)と続落を見込んでいる。

  科学研究施設事業も、研究開発関連の補正予算・本予算執行を織り込む販売計画を立て、今年1~3月の売り上げは、この想定を下回ったものの、民間企業からの受注が増加して前期並みを維持しており、今後は、「アベノミクス」の成長戦略効果が期待される。

  東洋経済会社四季報夏号では、来2014年3月期純利益を研究施設事業の投資活発化に特別損失一巡が加わり1億8500万円とV字回復を観測している。

  株価は、137円安値から30円幅の底上げをしており、PER評価は48倍台と割高だが、PBR評価では0.5倍と大きく割り負けている。低位値ごろ妙味もオンして一段の底上げに挑戦しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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