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【編集長の視点】ファーストリテイは3Q最高業績も通期業績据え置きで市場予想下回り急反落
<銘柄ウオッチ>
ファーストリテイリング <9983> は、2700円安の3万6000円と急反落して始まっている。前日11日大引け後に今8月期第3四半期(3Q)決算を発表、2ケタの続伸で3Q業績として過去最高を更新、今年4月に再上方修正した8月通期業績に対して高利益進捗率を示したが、4月の再上方修正予想を据え置いた8月通期利益が、市場コンセンサスを下回ることを嫌い利益確定売りが先行している。
同社の3Q決算は、前年同期比19%増収、4%営業増益、19%経常増益、21%純益増益と続伸した。8月通期業績は、四半期決算の発表のたびに今年1月、4月と上方修正が続いたが、その4月再増額の8月通期業績対比の利益進捗率も、84~96%と目安の75%を大きくオーバーした。
国内ユニクロ事業は、3Qに天候要因に恵まれたことで客数、既存店売上高とも高い伸び率となったが、チラシ広告などの販売促進活動強化や低価格志向に対応する値引率拡大で売上高総利益率が低下し営業利益が減益となったが、海外ユニクロ事業が、中国、香港、台湾やその他アジアで大幅な増収増益となり、欧州事業も計画通りに推移したことでカバーして好決算につながった。
8月通期業績は、4月の再上方修正値を据え置き、純利益は、915億円(前期比27%増)と前期の過去最高の連続更新を見込んでいるが、市場コンセンサスを約13億円下回る。
株価は、今年4月の今期業績の上方修正で日経平均株価との連動性の高さに注目した先物取引に絡む裁定売買が増勢となって年初来高値4万4400円まで買い進まれ、全般相場急落のなか2万7900円安値まで突っ込み、月次売上高のプラス継続で半値戻し水準までリバウンドした。信用取組は売り長で逆日歩がついており、下値では売り方の買い戻しが交錯、強弱感の対立が激化しよう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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