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【株式評論家の視点】ADEKAは年初来高値更新の強さに注目、中計も株価押し上げの要因に
<銘柄の見所>
ADEKA <4401> の強さが際立っている。5月13日に1045円の高値を示現した後の整理は、6月7日の828円でボトムアウト。5月23日の戻り高値1018円を更新すると戻り足に弾みが付き、7月4日には1077円、10日には1088円と年初来高値を塗り替えた。ほんの一握りに過ぎない年初来高値更新銘柄とあって、その強さが改めて市場の耳目を集めている。
同社は化学品と食品の二本柱経営。化学では樹脂添加剤と情報・電子化学品に注力。樹脂添加剤は、塩化ビニル樹脂の脱鉛安定剤、ポリプロピレン樹脂の透明化剤、自動車バンパー向け造核剤(高強度化)に強みを持つ。情報・電子化学品は半導体用エッチングガス、光学ディスク用色素などが主力。食品は大豆油やパーム油を主原料とする加工油脂(ショートニングなど)と加工製品(マーガリンなど)からなる。
今2014年3月期の業績について会社側は、売上高が前期比8%増の2000億円、営業利益が同27%増の125億円を計画している。食品事業は、新製品の拡販によるシェア向上で売上高は拡大するものの、円安による輸入原材料価格の上昇が厳しい。
一方、化学品事業では、機能化学品分野で海外の自動車生産拡大を追い風とした樹脂添加剤が拡販、新設した海外子会社の寄与も加わる。情報・電子化学品、基礎化学品の両分野でも、数量増による収益拡大を図り、全体で増収、増益基調の維持を目指す。
2017年1月27日に創立100周年を迎えるため、2012年度から2014年度までの中期経営計画を策定し、スタートしている。そこでは売上高3000億円のグッドカンパニー」を目指す。2015年3月期に営業利益170億円(2012年3月期83億円)、2017年3月期には営業利益240億円を目指している。従って、相場はなお上値へトライしていくポテンシャルがありそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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