【編集長の視点】ノアは業績下方修正織り込み猛暑関連株の一角で安値から下げ過ぎ訂正にトライ

2013年7月12日 07:28

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

<銘柄ウオッチ>

  ノア <3383> (名セ)は、全国的に猛暑日が続き、気象庁が「高温注意情報」を発表するなか、猛暑関連で夏高特性の再現期待を強めている。株価は、今年2月の2013年6月期業績の下方修正、今年5月開示の5月期第3四半期(3Q)業績の赤字転落が響き前日12日ザラ場に年初来安値2400円まで突っ込んだが、PERは7倍台と下げ過ぎを示唆しているからだ。2010年8月に4810円、東日本大震災後の2011年8月に7600円、昨年6月に6020円といずれも夏場に高値まで買い進まれた高値実績があり、今年4月につけた年初来高値3430円も意識されよう。

  夏高特性の発揮は、同社主力製品の一つの環境商材の太陽光パネルで受注済みの案件の納品が、今期第4四半期以降に開始されることが引き金材料となる見込みである。LED照明器具は、前期のヤマダ電機<9831>(東1)の新規店舗への大型受注が一巡し、注力中の街路灯、防犯灯向けのLED照明導入の官公庁関連も、入札案件に遅れが出ているが、この業績の逆風を太陽光パネルの納品本格化でカバー、業績のリバウンド期待を高めるためだ。

  目下集計中の2013年6月期業績は、2月に下方修正され純利益が3500万円(前期比13%減)と減益転換し、続いて開示された3Q純利益も4200万円の赤字(前年同期は1億300万円)と落ち込んだが、通期業績は、2月の修正値を据え置き、通期純利益は黒字をキープする。

  株価は、2月の業績減額で2561円、3Q決算発表で年初来安値と下値を探り、その後、年初来高値3430円からの調整幅の3分の1戻し水準までリバウンドしたが、再度、下値を確認した。下げ過ぎ訂正に逆張り妙味を示唆している。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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