大東建託、住居の一部を第三者に貸し出せるタイプの分譲マンションを展開

2013年7月5日 17:22

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部屋のレイアウトイメージ(画像:大東建託)

部屋のレイアウトイメージ(画像:大東建託)[写真拡大]

  • 「ジグゼ湘南平塚」の全景図(画像:大東建託)

 大東建託は5日、7月8日より同社初の分譲マンション「ジグゼ(XIXE)湘南平塚」の先行案内会を開始すると発表した。

 今回大東建託は、「アジャストマンション」という新しいスタイルで分譲マンション事業を展開する。「アジャストマンション」とは、住居の一部を第三者に貸し出せるタイプの分譲マンションで、通常の2LDKマンションに専用玄関や台所を備えた1Kを1~2部屋組み合わせた間取りになっている。全体をつなげて広々と一つの住まいとして、あるいは個々を独立した住戸として使用することも可能。家族構成やライフスタイルに応じて住まいの形を調節(アジャスト)できる、住まいの進化形、新しい分譲マンションのスタイルとなっている。

 マンションの所有者は、使用しない部屋が発生した場合、賃貸物件として活用することができる。大東建託グループが部屋を借り上げて賃料を支払う。空室の不安や入居者募集・入居後の管理などに伴う煩わしさを避けながら、賃料収入によって実質的なローン支払総額の軽減など大家としてのメリットも受けることができる。

 なお、大東建託は、2013年中に「湘南平塚」に続いて首都圏で2物件の分譲マンションの販売を予定している。

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