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【アナリスト水田雅展の銘柄分析】パンチ工業は新規上場から半年経過し出直り体制整う、PER6~7倍と割安
金型部品大手のパンチ工業<6165>(東2)の株価は底打ち感を強めている。指標面の割安感が強く、今期営業増益見通しを評価して出直り展開が期待されるだろう。
12年12月に新規上場した。エジェクタピンやパンチなど、プラスチック金型用およびプレス金型用の部品を製造販売する大手メーカーで、特注部品に強みを持っている。生産拠点を国内と中国に持ち、一気通貫の生産体制を構築していることも特徴である。市場シェアは国内市場で2位、中国市場で1位のようだ。今後はインド・東南アジア市場へも積極展開する方針だ。
今期(14年3月期)連結業績見通しについては、売上高が前期比6.0%増の265億42百万円、営業利益が同29.2%増の9億17百万円、経常利益が同9.1%減の7億48百万円、純利益が同2.5倍の5億36百万円としている。金型需要の増加、中国での高付加価値戦略製品の拡販、さらに原価低減効果などで大幅営業増益見込みだ。
中国に関しては設備過剰問題が懸念要因だが引き続き成長市場であり、北米の自動車・住宅・資源開発関連市場の好調、国内の自動車や電機・精密など輸出関連企業の収益改善なども追い風として、金型および金型部品の需要増加が期待される。
株価の動きを見ると、500円近辺の下値支持線を割り込んで軟調展開となり、6月17日、26日、27日に上場来安値となる450円まで調整した。しかし450円をボトムとして反発し、足元では470円~480円近辺に戻している。底打ちした可能性があるだろう。
7月4日の終値474円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS74円97銭で算出)は6~7倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間15円で算出)は3.2%近辺、実績PBR(前期実績のBPS800円87銭で算出)は0.6倍近辺である。日足チャートで見ると、上場来安値450円でダブルボトムを形成して底打ち感を強めている。指標面の割安感が強いだけに、25日移動平均線を突破すれば出直り展開が期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
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