関連記事
【アナリスト水田雅展の銘柄分析】TACは事業構造改革の効果が本格寄与して今期営業利益5.2倍、株価200円前後の下値固める
「資格の学校」を運営するTAC<4319>(東1)の株価は下値固めが完了して出直り感を強めている。高値圏回帰の動きが期待されるだろう。
財務・会計分野(簿記検定・公認会計士など)、金融・不動産分野(宅建・FPなど)、経営・税務分野(税理士・中小企業診断士など)など幅広い分野で「資格の学校」を運営している。若者の資格取得支援に向けて厚生労働省が制度拡充の方針であることも支援材料だろう。
今期(14年3月期)連結業績見通しは売上高が前期比5.2%減の199億円、営業利益が同5.2倍の7億05百万円、経常利益が同2.1倍の7億85百万円、純利益が同54.3%減の4億47百万円としている。受講申込数は持ち直し傾向だが本格回復に至らないとして減収見込みとしている。しかし賃借料・講師料・人件費・広告費削減など事業構造改革の効果が本格寄与して、営業損益が大幅に改善する見込みだ。純利益は新宿校移転補償金など特別利益の一巡が影響する。
株価の動きを見ると、6月7日に195円、そして6月27日には191円まで調整する場面があったが、概ね200円~210円近辺で推移している。7月4日には213円まで戻す場面があった。200円近辺で下値固めが完了した形だろう。
7月4日の終値212円を指標面で見ると、今期予想連結PER(会社予想の連結EPS24円51銭で算出)は8~9倍近辺、今期予想配当利回り(会社予想の年間1円で算出)は0.5%近辺、実績PBR(前期実績の連結BPS181円59銭で算出)は1.2倍近辺である。日足チャートで見ると、抵抗線だった25日移動平均線を突破して強基調に転換の形となった。また週足チャートで見ると、26週移動平均線がサポートラインのようだ。下値固めが完了して高値圏回帰の動きが期待されるだろう。(ジャーナリスト&アナリスト水田雅展)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
【関連記事・情報】
・【株式評論家の視点】新生銀行は根本的な経営改革が進行中、持続的成長性を評価する(2013/07/03)
・【株式評論家の視点】アドバンスト・メディアは「自動音声応答システム」が注目材料、日立システムズが導入など拡大(2013/07/03)
※この記事は日本インタビュ新聞社=Media-IRより提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク
