【編集長の視点】三谷セキサンは反発、大証1部株は東証1部との市場統合接近で好需給買い根強い

2013年7月4日 10:04

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記事提供元:日本インタビュ新聞社

  三谷セキサン <5273> (大1)は、5円高の1220円と反発して始まり、前日3日ザラ場につけた年初来高値1278円水準で堅調に推移している。7月16日に迫った大証第1部と東証第1部の現物株市場の統合を前に、同社株など大証第1部単独上場銘柄に市場統合後の東証株価指数(TOPIX)算入に伴い、TOPIX連動型ファンドの買い需要が発生する需給好転思惑買いが続いており、今3月期の続伸業績を評価する割安修正買いも交錯している。

  大証1部単独上場銘柄では、錢高組 <1811> (大1)、サンコール <5985> (大1)、OUGホールディングス <8041> (大1)、山陽電気鉄道 <9052> (大1)なども、きょう4日に小反発・小反落して始まって前日ザラ場につけた年初来高値水準で売り買いが交錯している。さらに大証第2部単独上場のダイサン <4750> (大2)、JFEコンテイナー <5907> (大2)などは、きょうは反落しているが、東証第2部との市場統合で知名度がアップし流動性も向上するとして前日には年初来高値を更新した。

  三谷セキサンの今期業績は、純利益が、前期に前々期計上の減損損失が一巡して25億8200万円(前々期比94%増)とV字回復した反動で25億5000万円(前期比1%減)と小幅減益転換するが、経常利益は、45億円(同1%増)と続伸を見込んでいる。パイル部門で独自の新製品やオリジナル工法などによりコンクリート二次製品の拡販を図り、全社的なコスト抑制や財務強化を継続することなどが要因となる。

  株価は、今年4月の大証1部指定替え承認をテコに1000円大台に乗せ、前期業績の上ぶれ着地、指定替え記念配当を含む前期配当の増配、今期業績の続伸予想で1160円まで上値を伸ばし、全般相場急落で1070円と下ぶれたが、今年5月に続く2回目の自己株式立会外買付取引(買付価格1100円)を歓迎して年初来高値まで200円高した。PERは9倍台、PBRは0.8倍と割安であり、一段の上値追いが期待できる。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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