国際石油開発帝石、豪イクシスLNGプロジェクトの権益を台湾企業に一部譲渡

2013年6月27日 21:45

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 国際石油開発帝石は27日、同社がオーストラリアで操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーとともに開発作業を進めているイクシスLNGプロジェクトについて、台湾のCPC Corporation, Taiwanとの間で、国際帝石のグループ会社が保有する同プロジェクトの権益66.070%の一部(2.625%)譲渡について合意したと発表した。なお、今回の権益譲渡は、オーストラリア政府の承認を含む権益譲渡契約上の先行条件の充足が契約発効のための条件となる。

 国際帝石は、仏トタール社、東京ガス、大阪ガス、中部電力および東邦ガスへ同プロジェクトの権益を譲渡している。今回のCPC社との合意を含め、これらの手続きが完了した時点での同プロジェクトの権益保有比率は、国際帝石:63.445%、トタール社:30.000%、CPC社:2.625%、東京ガス:1.575%、大阪ガス:1.200%、中部電力:0.735%、東邦ガス:0.420%となる。

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